ハルノカオリを運ぶ、ふきのとう。

JUGEMテーマ:日記・一般

釈迦は人間の苦悩が、その心よりおこるものであると分析し、さらに心と、心がつくり出す苦悩を見つめきって、苦悩から逃れようとすれば、たれもがその内面から自分を変える必要があるとした。
心は、心そのものが悪いのではなく、その深奥に1ヶ所人間を苦しませる部分があるとする。
その部分から毒素を分泌しているために、人間は苦しむのである。その部分か、あるいは毒素のことを、釈迦は妄執という概念でとらえた。『十六の話』(「華厳をめぐる話」)
昨日1日でサクサクと読了した『人間というもの 司馬遼太郎』の感動があまりにも冷めやらなかったので引き続き引用してしまいました。(笑)
東洋的、仏教的なインサイドアウトの概論です。
心の襞に突き刺さる台詞や言葉ばかりを集めたこの本は、中学生の頃、わくわくドキドキしながら読みふけった戦国時代の英雄達の生き様に憧れ、ああ、オレも絶対にこの世に生を受けた意味を全うして死んでいくんだ、と繰り返し思いながらドラマティックに生きることを望んでいたあの頃を鮮明に思い出させてくれて、甘酸っぱいような、切ないような焦燥感をすっかり思い出させてくれました。
今風の言い方でいうと、マインドセットとでも言うのでしょうが、生きること、と、自分の起こした事業という2つが同義語のようになってきた中年になって若い時から大事にしてきた価値観を今一度思い返すことが出来たのが嬉しくてしょうがありません。
志に生きたいと、今一度、心を固めることが出来ました。
今日でインフルエンザも発症から5日目。
もうそろそろ大丈夫、ということでぼちぼち社会復帰を始めました。
朝は担当の基礎現場でベースコンクリートの打設。
昼からは春に向けて新規オープンを目指されている割烹料理屋さんのクライアントにファーストプレゼンに伺いました。
マスクをしたままでのプランと見積もりのご

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