人間というもの。

昨日に続いての雨は伊川の水量を一気に増やし、田んぼに水を引き始める時期が近くなってきた事と、その自然のサイクルに合わす様に豊かな恵みを天から頂いていることを実感させてくれました。
今日は啓蟄。
暖かな雨に叩かれて土中の虫達も本格的な春の訪れを感じて動き出したのではないでしょうか。
そういえば、霧雨の中散歩に出掛けた愛犬チャックはしきりに草むらに鼻を突っ込み、ここほれワンワンとあちこち掘り返そうとしていました。(笑)
私といえば、未だインフルエンザ療養中というか、隔離中でありまして、発症4日目にして社会との関わりを絶たれることの寂しさと焦りをひしひしと感じております。
熱は上がったり下がったりですが、病状がたいしたことが無いだけに出掛けてしまおうかという誘惑に絶えずかられて、いや、もしも他人様に感染させるようなことがあれば取り返しが付かないから、と思いなおして、やっぱりやめておこうと思いなおす毎日です。
ま、明日ぐらいからぼちぼちと社会復帰をして行きたいと思っております、皆様よろしくお願い致します。。
そんな訳で、今日はわんこの散歩以外は出掛けることをせずに、自宅でいい子にしてました。
といいながらも今まで溜めにためていた海外出張用の書類作成を片付けただけですが、、(笑)
お題目は折角自宅に長い時間いる、ということで今まで買いこんで積み上げている書籍たちをコツコツと読み進めている中の一冊。
昨年、大阪の司馬遼太郎博物館に行った時に買ってきていた本です。
これはいい本でした。
小説でもエッセイでもなく、箴言集ということで、一切のストーリーなどはありませんがテーマごとに司馬文学からのエッセンスとなる言葉や文章をピックアップして集めたという秀逸な試みです。

そこに置かれたテーマとは、



人間とは何か

組織から社会へ

夢と生きがい

日本と日本人

等身大の英雄たち

男と女
 

と、私達の生き方の価値観その根幹に触れるような深い言葉が並びます。
「人の一生というのはたかが50年そこそこである。いったん志を抱けば、この志に向かって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気をはっしてはいけない。たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。生死は自然現象だからこれを計算に入れてはいけない」
『竜馬がゆく 三』より、
この本を読んで如何に私が司馬遼太郎が描いた歴史小説に影響を受けてきたかを改めて知り、その影響の大きさに我ながら驚いてしまいました。
中学生の頃から読みふけった戦国時代と明治維新の英雄伝。
何のために生を受け、何のために死していくのかをケーススタディーとして何十年と繰り返してきたのだと(今頃になって)気付きました。
それは上記の竜馬の言葉に集約されているわけですが、『目的を持った人生』というのは司馬遼太郎が私達に送ってくれていたメッセージを受けてのことだったのです。
(司馬遼太郎の代表作を一通り読まれた後、)是非ご一読を!(今日も)強くおススメします!(笑)
私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

EM珪藻土
山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。

女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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