マーケティングの落とし穴。

荒れ模様の天気は昨日だけ、今日も素晴らしい青空が広がりました。

お嬢が中学校に登校するのとほぼ一緒に出て、山を越えて北区の現場迄朝一番から行って来ました。


今年の経営方針の中の『すみれモデル』の完成を目指す、という章の一番はじめに掲げている、
『完全工事。』を達成する為の基本方針はダブルチェックです。
すみれでは、新築工事はすべて第三者機関の検査を申し込んでおりますし、リノベーションも大がかりなものは検査機関による保証をつけてもらえるように検査の依頼をしています。

そして、小さな工事は統括管理者の現場チェックを義務づけることで工事品質の均一化、完全工事を目指しています。


そんなこんなで朝から外装リフォーム施行中のS様邸の屋根に登って来ました。(笑)


そして、いつも通りガンガンダメ出しをして来ましたよ、
雨上がりということで空気も澄んでサイコーの小言日和でした。(笑)


ちなみに、担当の社員大工の佐藤クンが日々更新している現場日誌ブログはこちら、

社内サイトの再構築と一緒に社内のSNSで更新していたブログも公開に踏み切りました。
現在、彼は現場日誌と共に、コヴィー博士の7つの習慣の読書と落とし込みに挑戦中です。
すみれの大工は結構大変なんです。(笑)→こんなこと出来る人、募集してまーす。

さて、昼からは大阪で3ヶ月に一度のマーケティングの勉強会。
近年のすみれのマーケティング戦略のヒントはすべてここから頂いていると言って過言でない、とてもハイレベルなインプットとアウトプットの激しい学びの場です。

諸事情あり、今は亡きメンターの置き土産(だとおもう)ということで、今回から本格的に開催側のお手伝いをすることになり、今迄以上に大きな学びを得ることが出来ました。

アウトプットこそ最大の学びである。

とは論語にも出てくる、皆さんよく口にされる有名な言葉でありますが、それをまさに実感する一日となりました。

自分よりもずっとレベルの高いマーケッターの方々の前に立って話をする機会を与えて頂けるなんて、これ以上の学びの場はそうそうあるものではありません、脳みそのしわに汗をかきながら、必死に思考を巡らす半日となりました。
お題目は、その勉強会の中の今日一番の学び、尊敬して止まないN川社長の話にありました。
マーケティング戦略を組み立ててビジネスを進めて行く中で、陥りやすい落とし穴は何か?
という質問に対する答えは、初心を忘れて本末転倒になってしまうこと。
私たちがジェイ・エイブラハムのマーケティング体系を学ぶのは小手先の販売ノウハウや営業手法などではなく、原理原則に則った『卓越の戦略』に価値を見いだすからです。

それは、顧客の立場に立って顧客が本当に求めているベネフィットを渡すことに特化するということであり、彼の言い方を借りるとクライアントに恋をするくらい本気で相手のことを想うことだと言います。

それなのに、初心を忘れた私たちが陥りやすい落とし穴とは、
クライアントを愛するのを忘れて自分の商品(会社)を愛してしまうこと。
顧客の立場で貢献することを続けて行き、認められて行くうちに、自社の強みを少しずつ過信しだして、いい商品でしょ、とか、うちの会社はね、とか、つい、誇らしげに話してしまうようになってしまいます。
そんなことを言った時点で顧客目線とは逆の方向に向かってしまい、卓越の戦略とはほど遠いアクションになってしまうという訳です。
久しぶりに頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。

曾子曰。吾日三省吾身。為人謀而不忠乎。與朋友交而不信乎。傳不習乎。

もっと、自らを真摯に省みる機会を持たねば、と、改めて深く反省した次第です。

勉強会に参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。
そして、今後とも引き続き、よろしくお願い致します。

こんな機会を遺してくださった嶋田社長には本当に感謝申し上げます。

合掌。

私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


最後までお読み頂き感謝します。
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