成らぬは人の為さぬなりけり。

JUGEMテーマ:日記・一般

みちのく一人旅にきています。
山形県米沢市まで新規店舗出店の現地調査とクライアントの意向のヒアリングです。
4月も中旬にさしかかろうというのに山形の山々はまだまだ雪景色、福島を過ぎて米沢駅に近づくに従って新幹線つばさの車窓からみるみる変わって行く景色に驚いてしまいました。
米沢市街に到着しても空は暑い雲に覆われて、山々からは霧が立ち上り、雰囲気は真冬。
ま、見た目ほど気温は低くなかったので、なめて薄着で行ってしまった私もなんとか凍えずに仕事をすることが出来ました。
昼過ぎに米沢駅に降り立ってから夕方迄みっちりと現場で細かな計画の詳細を詰めました。
長時間に渡りお付き合い頂きました関係者の皆様には感謝致します。
ありがとうございました。
現場を後にした時にはすっかり日も暮れてしまってましたね、、
今回は店舗の改装工事のご相談を受けての出張ということで、空いているテナントを改装する為の調査だったのですが、その現場に有ったのがこんなもの、
伝国の辞
一、国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれなく候

一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれなく候

一、国家人民のために立たる君にし君のために立たる国家人民にはこれなく候

以前、このブログで取り上げたこともありますが、アメリカのケネディー大統領が会見で日本の尊敬する政治家を記者に聞かれ、名前をあげたのが『上杉鷹山』で、その鷹山公が家督を譲る時に詠んだとされるのがこの伝国の辞です。
初めてきた米沢はよく手入れされた古い建物も多く、一種独特の豊かな雰囲気があるように思えたのは、領地返還寸前迄困窮していた米沢藩の財政を自らが倹約することから始めて見事立て直したという話を何度も読み知っていたからかも知れません。
そして、やはり米沢の人は鷹山公のことを今も生活に密着するようなレベルで讃えているのだということでした。
自らを律して率先垂範をして、藩の改革を成功させたその手法というよりも『あり方』は、現代の私たちにとっても最も大切なことかも知れません。
そういえば、米沢のクライアント様は若者と同じ目線迄降りて一緒に働くことを楽しむことで人の育成が出来ると語ってくれました。
そして、固い絆をひしひしと感じるスタッフさんとの関係を目の当たりにして、鷹山公の生き方、考え方がここにも脈々と息づいていることを感じました。
 

S様、本日は長い時間お付き合い頂きまして本当にありがとうございました。
これから忙しくなりますが、引き続き宜しくお願い致します!

私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。


EM珪藻土
山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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「成らぬは人の為さぬなりけり。」への1件のフィードバック

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