うるましにて。

11月13日 晴

突然ですが、沖縄にいます。

めんそーれ
めんそーれ

神戸では急に寒くなり、山間部では雪がちらつくと言う噂もチラホラ、沖縄は夜でも気温は22度、あったかい。

いよいよ年末が近づいて来たことを実感して来ました。

今日は朝からギュウギュウに予定が入っており、なんとなーく嫌な予感、というか飛行機の時間にギリギリになるんじゃないかとドキドキしておりましたが、案の定、事務所を出発したのはフライトの1時間前。

高速道路が混んでたらアウトやな、と思いつつ、高速道路に入ってみると、嫌な予感が的中!

どうやら交通規制があった様ですぐに渋滞で止まってしまいました。

ま、国内線なので何とか間に合いましたが、久しぶりに本気のドキドキを味わいました。(笑)

またまた、ちょっとした成功体験です。

そらしどエアー
そらしどエアー

今回の沖縄出張はモチロン、仕事。

全国に展開を続ける『とりのすけ』グループの指定工事店として初の沖縄出店に向けて現地の調査です。

この地は以前から計画があり、前回の調査は2010年なので、かれこれ4年前でした。

その時のブログはこんな感じ、

https://shokuninshinkaron.com/?p=1161

すっかり忘れていましたが、前回は台風接近で飛行機が飛ばずに帰神が一日遅れたようです。(苦笑)

今回は、大丈夫だと思いますが、、

今回、前回の訪沖の際に、工事のお手伝いを打診していた同業の社長に4年ぶりに連絡をしてみたら、「憶えてますよー」と快く打ち合わせの時間を空けてくれましたし、「そう言えば、」と沖縄出身の加藤さんに連絡をすると、「友どちに連絡してあげるよー」と、快く引き受けてくださるし、突然に決まった国内と言えども海外での年内工事も何とかなりそうな目処がついた気がしています。

今月末着工の秋田での工事に続いて、今回もご縁を繋いで、神戸からはるか離れた土地で工事のお手伝いをしてくれる協力者が居てくださる事にとても感謝しています。

沖縄の皆さん、年の瀬も近づき、忙しい時期に差しかかりますが宜しくお願いします!

食べ過ぎ注意!のスクガラス
食べ過ぎ注意!のスクガラス

【エイジング】機能性と全く関係ないひと手間。

10月24日晴れ

夏の間に伸びきった河川敷の草が刈られ、肌寒い気温とともに秋が深まってきたことを感じた朝でした。

秋の朝
秋の朝

今日は重要、もしくは重要じゃないことも含めて緊急のタスクに追い回される一日となりました。

久しぶりに、自分の持っている時間内で期限が決まったタスク処理が終わって行かないことに、焦燥感をかき立てながらニシエヒガシエと走り回りました。

刻々と過ぎてゆく時間に、胸の奥の方をジリジリと掻きむしられるような感覚、そういえば、10年ほど前は毎日こんな感覚で過ごしていたなと思い出し、今の自分がどんなに幸せなのかを感じることができたりして、、

厳しい時ほど感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいと思い直したりしていました。

エイジング加工
エイジング加工

本社の倉庫(作業場)では、ご依頼をいただいたcarvingスタジオの造作棚のエイジング加工をいつもお願いしているエイジンガー、スタジオ100さんに作業していただきました。

先月、「棚をつけたいんです。」というご依頼をいただいて現地に打ち合わせに伺ったのは靫公園の近くの古い雑居ビルでした。

造作棚をつけると言うのは、もちろん機能性を重視してということですが、スタジオの雰囲気を見てこれはただ小ぎれいな棚をつけるだけではなくてスタジオのシャビィな雰囲気をより際立たせれるようにエイジング加工をするべきやな、と(勝手に)ピン!ときました。

新しい棚を古ぼけたように見せるためだけにひと手間をかけるわけですから余計な費用がかかると言ってしまえばそれまでですが、モノを置くだけが棚ではない訳で、、

棚というのは、ものを置く台という手段の側面と共に、それ自体が室内の雰囲気を決めるというインテリアとしての目的を兼ね備えていると思っています。

エイジング加工を施した分電盤BOX
エイジング加工を施した分電盤BOX

機能性には全く寄与しないその一手間に費用をかける私の提案に快く賛同してくださったサロンオーナーさんに感謝です。

いよいよ来週は現地での取り付け施工、仕上がりがとても楽しみです。

オーナー様のご期待に添えますように。

おまけ、

よしよし、するニャロ(仮称)
よしよし、するニャロ(仮称)

店舗の新装、改装をお考えの方へ

9月15日 敬老の日 大安吉日 秋晴

仏式地鎮祭
仏式地鎮祭

3連休の最終日は素晴らしい天気に恵まれた良き日となりました。

しかも大安吉日、これ以上いい日和はないということで、新築を計画中のお施主様が購入された宅地では、これから新しく移り住む土地を清め、ご家族の健康と幸せを祈念して地鎮祭が執り行われ、私も末席に参列させて頂きました。

 

この度の地鎮祭は仏式。

一般的には神式が多いですが、施主様が信仰をお持ちとのことで、ご自身でご住職を呼ばれました。

爽やかに抜けた青空に南無妙法蓮華経という念仏が響くのはなかなかいいもので、しっかりと信仰を持つ事っていいものだな、と、土地に仏の念が入った様に感じました。

 

 

地鎮祭を終えて、早々に失礼したあとはドタバタと関西国際空港へ、夕方には機上の人となりました。

雲の間
雲の間

またまたタイトな弾丸出張となってしまいましたが、溜まり切っている台湾での許認可関係などの打ち合わせをスッキリと片付けて帰りたいと思います。

今日も古くからの付き合いの職人さんから(わざわざ、笑)電話があり、

「なにしに台湾に行っとんや、この忙しい時に、」

と言われましたが、フツーに仕事です。(笑)

 

そもそも、すみれは地域密着の新築、リフォームの設計施工をする工務店、と言う側面と、東北から九州まで全国の店舗工事を行なっている広域営業の商業施設の専門会社という側面があり、どの事業もそれぞれ同じ様に重要視しておりまして、台湾で立ち上げた法人は商業施設、店舗の設計施工に特化した事業所です。

詳しくは、最近コツコツとリニューアルしている、ホームページに掲載している、店舗工事のバナーに有りますので、良かったら覗いてみてください!

店舗の新装、改装をお考えの方へ

そんな訳で、店舗工事は非常に強みを持っておりますので、商業施設専門会社としても、宜しくお願いします!

行天宮と下弦の月
行天宮と下弦の月

台湾の月は日本より少し、欠けるのが早いようです。

 

おまけ、

気になるのは最近いたずらが過ぎるあいつ、

連れてけと鞄に入り込むニャン太郎(仮称)
連れてけと鞄に入り込むニャン太郎(仮称)

いい子にしてるかなー。

 

世界で通用する大工に。

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台北最後の日もやっぱり雨。
朝から現場で現地で協力していただいている陳さんに最後の引継ぎと確認をして、一応、完工を見た現場を後にしました。

1ヵ月の台北での出張でずいぶん引き締まった体になった(と言うよりやつれた?)ヨーへーと一緒に空港でチェックイン。
100キロ近い道具を詰め込んだトランクケースとともに飛行機に乗り込み機上の人となりました。
ジェットスターでの預け入れらる荷物のマックスは2人で80キロ。

78.5kg! ギリギリです。(笑)

帰国する道中、真っ黒に日焼けして、頬をこけさせたヨーへーがポツリと言ったのは、
「さすがにいつもの出張よりも疲れました。」
日本全国どこにでもひとりで行って、ひと月弱で店舗工事を完成させて帰ってくる、「強靭な肉体と折れない心を持ったサムライですね、」と現地の業者のひとから言われる彼もさすがに生活習慣も違い言葉も通じない国での1ヵ月にもわたる出張はきつかったようです。
しかし、私やクライアントの期待通りに日本で行うのと全く同じように工事をやり遂げたという達成感のようなものがその言葉の裏ににじんでるように感じました。

私たちがいつも日本でやってている工事のやり方が海外でも通用して、工期通りに現場を収めてきた、と言うのは彼のこれからの人生にとってすごい自信になるのではないかと思います。
身内から見るとそうでもないように思えるかもしれませんが、外部から見ると着工から2週間は中国からの実習生の張くんが通訳兼現場サポートに行ってくれていたにしても大工が単身海外に乗り込んで、ひと月でキッチリ現場を納めてくるというのは、結構凄いことかもなのかもしれません。
考えてみたら、そんな大工さんって日本中探してみてもあんまりいないような気がします。
10数年前、私がまだ職人の頃に勤めていた工務店で大先輩として一緒に働いていた彼の父親から彼を預かり、目一杯鍛えて一人前にしますよ、と言った時から考えると、ものすごい成長と変化です。
今回の台湾での工事を彼に任せて結果を出した事は、そろそろ彼をお父さんのところにお返しする時が近づいたのだと改めて実感することになりました。
後は職人としてのスキルだけではなく経営者としてのスキルを身に付けてもらえるようにもう少し鍛えてあげたいと思います。(笑)
よーへー、お疲れさん。
辛苦了!

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EM珪藻土の輪、海を越える。

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台北3日目。
いよいよ現場も佳境というか、本日プレオープンを見届けて帰国する事になっているにも拘らず、まだポロポロと工事は続きます。。

今回は日本からサムライと呼ばれる大工のヨーヘーが赴任して張りつきで現場をすすめて来てますので、前回の工事に比べるとずいぶん安心感を持って工事の進捗を見ていましたが、やっぱり工事の最後の方には予期せぬ事というか、チェックが漏れていることというか、確認不足の事というか、コミュニケーションが取れ切れていない事というか、、が出て来たり、図面通りに進めている事も出来上がりを見てからの修正事項が出て来たり、、
やっぱり、ドタバタします。

お店のスタッフがオープン準備をしている店先で丸鋸をブンブン廻すヨーヘー。

もっと前に取り付け完了しているはずだった器具の取り付けを爽やかな笑顔でしてくれる電気屋さん。
しょうがないので私も(また)鉋を書けたり、コンプレッサーを回して追加で依頼された扉の化粧材を取り付けたりと、一職人として汗を流しました。
ま、たまには現場作業をしておかないと勘も鈍りますしね。
そんなドタバタとしている中、こんにちわーと現場に遊びに来てくれたのは、EM珪藻土の台湾での代理店の張さん。
私の方から事務所に遊びに行きます、と申し出ていたのですが、わざわざ来てくださいました。

EM菌を混ぜ込むことで抗酸化効果を持たせた稚内産の珪藻土による内装仕上げは私たちすみれの一押しの商品で、日本の住宅関係のお客様には強くおススメして良く採用を頂いてます。
価格は一般的によく使われているビニールクロスからするとずいぶん高く、お客様にそれなりのご負担をおかけする事にはなりますが、100%自然素材の塗り壁で仕上げた部屋は空気感がガラッと変ります。
その空気感で長年生活をして頂けるなら安いものだと思います、といつもご紹介をしている次第です。
で、お客様に健康的な室内環境を提供する!という想いを同じくした人が外国にもいて、連絡をしたらすぐに会いに来てくれると言うのは、私にとって(ドタバタと忙しい時間に重なってしまいましたが、)とてもうれしい出来事でした。
張さん、忙しい合間を縫ってよくぞ会いに来てくださいました。
橋渡しをしてくださった、丸山常務、ありがとうございました。
台湾での事業でも、内装材で空気を変える事の素晴らしさを張さんと一緒に伝えてみる様にします。
謝謝!
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端午節快楽!

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昨日はお朔日の日曜日。
スタッフカナちゃんと一緒にお客様先に契約に行った帰りにお参りしておきました。
お朔日から受注頂いた事と、先月も忙しくさせて頂いた御礼。
あと、今月もよろしくおたのもうします、と。
夜は撮り溜めた『軍師 官兵衛』を3週分見て、ツイテナイ武将と言われる黒田官兵衛が如何にツイていたか、その運、不運を語るレベルの高さを考えながらベッドに入りました。

さて、6月も今日から本格的にスタート。
ですが、私はいきなりの海外出張からスタート。(苦笑)
台北で行なってる林森北路の現場の完工を見届けるのと、現地法人登記の最後の詰めに台湾に行ってきます。
帰りはサムライ大工と呼ばれるヨーヘーを連れてごっそりと大工道具を持って帰ってくるので、珍しく車でポートアイランドの桟橋まで行き、海上アクセスで関空入り。

1時間に1本しか運行していないのですが、少し余裕を持って空港に行く事に決めた私にとっては、(てか、ギリギリを狙う癖が抜け切っていない私にとっては、笑)ちょうどいい感じ。。
フライトの二時間前にはチェックインして、一応、学習能力があることを自分に証明しておきました。(笑)
台北では今日は旧暦の5月5日の端午の節句。
ゾンツというチマキみたいなものを食べてお祝いするとのことです。

一応、郷に入れば郷に従え、という事で、端午節を祝っておきました。
訪台する度にどんどんとご縁が広がって行く台北での事業。
サムライ大工によるジャパンプレミアムな施工と迅速、確実、丁寧なプランニングというすみれの強みを最大限生かして、結果を出して行きたいと思います。


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おまけ、
気がかりは、あいつ、いい子にしてるかな。ってこと、

大丈夫かな。。
 

長浜の長は信長の長(らしい)。

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神田川の桜、満開。

東京に来てます。
少し前に完工して、最終の確認に立ち寄れていなかったクライアント先にて、遅ればせながらの完工確認と、引き渡し後に受けた消防検査での指摘事項の是正の打ち合わせ。
新宿消防署の管轄だから特別厳しい、という事では有りませんが、何年か前の歌舞伎町の火事以来、法令の遵守を徹底するという姿勢を貫かれており、既存不適格の物件についても果敢に是正を進められておりまして、、
私たちの計画の不備も有りますが、ビル全体の消防施設の見直しを迫られております。

これは東京都だけの事ではなく、ずいぶん前から全国的な流れとなってきており、テナントを借りて工事をする際にはそのハコの中だけではなく、全体的な防災設備のチェックが必要となっております。
実際には、古いテナントビルの中には現在の法律に照らすと全く適合しないものも多く存在し、全体の設備の見直しには多大な費用が掛かる事も少なく有りません。
一軒のお店が入るからと言って、その費用をビル側が負担するのも(法的には必要ですが、)なかなか厳しいものがあり、今まで暗黙の了解的な部分で濁してきていたのが正直なところでした。特に居抜きと言われる既存の店舗をそのまま使って営業を始める時には。
ここ最近の流れはその曖昧な部分を断ち切って、きっちりと法に則った街に移行させると言うことですので、店舗工事会社としては、慎重な調査と、曖昧さを排除した計画をしなければならないという事です。
先日は大阪の十三でも大規模な火災もありましたし、防災に対する行政の姿勢は確実に変って来ております。
私たちも意識改革をしなければ、と反省することしきりです。
昨日、プレオープンを迎えた長浜の店舗でも同様の消防からの指摘があり、結局新しい店舗がオープンするタイミングでビル全体の消防設備の改修を行なう事になったところです。
結局、費用負担はクライアントにいってしまうので、心苦しくはありますが、、
昨夜は、関西と言うにはあまりにも北陸に近い長浜まで、最後の仕上げに取り付ける看板を肩から下げて、(廻りの人にご迷惑をかけながら)電車で運んで行きました。

担当の大ちゃんと一緒に取り付けをして、

工事の出来上がりのチェックとオペレーションの確認をしながら、焼き鳥をご馳走になりました。

大河ドラマ、『軍師官兵衛』の舞台でもある長浜、元々今浜と言う地名だったのを羽柴秀吉がこの地を信長に任された際に信長の字を一字とって、長浜に変えたとか。
関ヶ原の戦いの行方がもし違っていたら、今は日本の都になっていたかもしれない、と(長浜の人は)言われる程、歴史に深く関わってきた由緒を持つ街です。
大河ドラマの舞台がストーリーと共に移ってきて、これからが旬となると思いますので、絶好のタイミングでの出店でガッチリ稼いで頂きたいと思います。(笑)
田口オーナー、この度もお世話になりました。
いつもありがとうございます。
深謝。
 

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信頼残高。

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新幹線の車窓から滋賀の山々の雪化粧を見ながら、

今日は朝から名古屋へと向かいました。

リニモなる、(多分)リニアモーターに乗って長久手古戦場という由緒正しそうな駅近くにあるすみれ飲食事業部が加盟するチェーン店のお店にて全国のメンバーが一同に会しての新年会でした。

私は一飲食店の経営者として、メンバーの一員として参加したのと同時に殆ど全店の店舗改装のお手伝いをさせて頂いた建築会社の代表として、一人二役で参加させて頂きました。

北は山形県から南は鹿児島県まで、全国に散らばるクライアントとお会い出来る数少ない機会という事で、ご無沙汰しています、という挨拶からずいぶんたくさんの方とお話をさせて頂く事が出来てとてもいい時間を過ごす事が出来ました、皆さんありがとうございました。

「変わってますよねー、」

って良く言われますが、たしかに神戸の片田舎で地域密着の地道な営業を続けている工務店が全国各地で店舗改装の設計・施工に関わっていることって、確かになんか不思議な気がします。

しかもその数は60店舗を越え、今年も不景気なんて何のその、十数店舗の出店計画があるとの事でした。

クライアントの明るく希望に満ちたビジョンを聞きながら、未だに衰える事の無いパワーに満ちたそのチェーン店の設計・施工を一手に任されている者として気が引き締る思いでした。

皆様、引き続き宜しくお願い致します。

さて、お題目は今から13年程前の事へと遡ります。

私がまだ大工の職人として現場でバリバリと働いていた頃でして、現場の仕事を終えるとしょっちゅう若衆を連れて一杯飲みに近所のお店に行っていました。

ま、完全なガテン系ですので、仕事の終わりはビールの始まり、といった頃の話です。(笑)

その頃、事務所(って自宅の一室でしたが、)からすぐ近くに新しい焼き鳥屋さんが出来てとても気に入って良く通っておりました。

『やれることならなんでもします。』

というのがキャッチコピーのとても勢いのある美味しい焼き鳥屋さんでした。

ある時、頻繁に通っていたその焼き鳥屋さんの大将が、突然、神妙な顔をして

「話があるねんけど、」と切り出されました、

「なんですか?」と、ちょっといい感じでビールを飲み干した後の私は上機嫌。

「これから全国展開して何十店舗ものフランチャイズチェーンの店を出店したいねんけど、手伝ってくれへん?」

とのこと。

「大吉の社長の本を読んだら、チェーン展開をするなら工務店と組まなあかんって書いとったから」

まずは工事屋さんから、という事だったようでした。

私はというと少しキョトンとしてしまいましたが、(笑)その大将の眼差しは真剣そのもの。

その顔つきを見て、(いまは確かにオープンして間もない大将と女将さんでやっているような小さなお店ではありますが、)この大将は本気だなーって分かりました。

「分かりました、手伝わせて頂きます。」

と、即答の私。

「今は若衆2人とやっているだけのただの大工なので全国でお店を作るのは出来ませんが、チェーン展開が始まるまでには準備して出来るようになります。」

と、ビールの勢いもあって少し大きく出ておきました。(笑)

それからしばらくして、そのお店は神戸に2号店、3号店、と増えて行き何年後かに京都にチェーン1号店を出店したのを皮切りに一気に全国に出店を重ねる事になったのです。

その大将が全国に出店を重ねて行くのと同じように私たちも職人の数を増やし、設計の担当者をつけて共に成長させて頂いて来たのです。

今までの十数年間の間にいろいろな事があり、その度に一つ一つ真摯に誠実に向き合って来た結果、今こうして全国の加盟店さんの工事を全て引き受けさせて頂く事になったのだと思います。

今日の新年会で、その大将(今は社長ですね、、)が言って下さったのは、

「実際、今まですみれさんの事を疑った訳ではないが、もっと安いところが無いか探してみたり、相見積もりもずいぶんとって比べて来たが、結局答えはすみれさんが一番だという事でした、スミマセンでした、」

とのお言葉でした。(涙)

今までコツコツと積み上げて来た信頼という残高がずいぶん貯めてもらえているのだ、と感じると共に、今まで以上に信頼に応えなければならないという想いで胸は一杯になりました。

正直、一度のミスも失敗も無かったかというとそんな事はもちろん無く、クレームもありましたし、苦言を呈される事も多々ありました。

その度にしっかりと誠意ある対応と改善を繰り返して来たことが今ある信頼を積み上げて来た根源だと思いますが、実際のところそれを実践して来たのは私ではありません。

スタッフの皆なのです。

社員の皆がクライアントのメリットを最大限になるようにデザイン、品質、そしてスピードと現場でのモノづくりに真摯に向き合って来た事、それをサポートする設計、事務のたゆまぬ努力の結果が一つずつ信頼を積み上げてこのようなカタチで表れて来たのだと思います。

(人ごとのようですが)凄い事だと思います。

大きな信頼を寄せて下さるクライアントに感謝するのはもちろんですが、クライアントからの信頼を十数年に渡り、得続けてきたスタッフに心から感謝する一日となりました。

ありがとうございます。

そして、ありがとう。

深謝。

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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

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顧客の声を聞け。

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台風が近づいてきているそうですが、神戸では秋晴れのいい天気が続きます。
これぞ秋晴れ!という素晴らしい青空でした。
今日は一日中事務所で(溜まりまくった)事務作業を進める予定ではありましたが、午前中は兵庫県立大学の学生さんが地域に根ざす工務店の魅力を再発見!(みたいな)テーマでPVを作ってくれるという事で、インタビューに来られました。
学生さんが用意してた質問に答えるカタチでインタビューに答えさせてもらい、思いのたけを語らして頂いたのですが、それが果たして伝わったのかどうか、、
ちょっと期待されていたのと違う答えをしてしまった気がします。(苦笑)
一番始めの質問は、
『すみれ建築さんが一番拘っているところは何ですか?」
という問いで、私の答えは、
工務店という業態は昔とずいぶん変わってしまい、職人を正規雇用して自ら工事店として直接工事をする会社がとても少なくなりました。もの作りの本質は、作り手の保証をしっかりとしてからその技術やサービスを磨いてこそ、全う出来ると出来ると思っていて、時代に逆行していると言われながらも大工の内製化に取り組んで、良い工事をする事が最大の価値となるようにしているんです。
と、非常に分かりにくい答えとなってしまいました。
モチロン、顧客目線からのメリットやバリューから離れる事が無いのが大前提なのですが、工事店として職人を直接雇用して工事品質に拘っているんです、とも言いましたが、もっと分かりやすい、健康住宅や自然素材、高気密高断熱住宅のようなキーワードが良かったのかも知れません、(苦笑)
ま、分かってくれる方は分かってくれくれるという事で、地道な活動を続けて行くだけです。(笑)
しかし、職人の内製化が本当にクライアントにとってメリットがあるのかどうか?という問いかけはあってしかるべきですし、その答えは工事が終わってからの顧客の声しかありません。
そんな事を思っていたら奇しくも今日は夕方から店舗工事の完工後のレセプションに2件のクライアントからお招き頂いておりました。
板宿で10月1日からリニューアルオープンをするとりのちゅけ板宿店さんと、
同じく10月1日から新規オープンをされる鯉川筋の元町キッチンさん。
答えは現場にあるという事で、レセプションに伺った際に今回の工事を振り返って、如何でしたか?忌憚ない意見をお願いします、という感じで訊いてみました。
モチロン、全てが完璧ではありませんし、改善点などのご指摘も頂きました。
しかし、両方のクライアントの話を聞いて共通して感じたのは、現場での対応をしっかりとクライアントとのコミニケーションを行っているという事です。
現場代理人としての社員職人という立場で現場での決裁権を渡している事もありますが、現場でモノ作りをしながらクライアントにしっかり説明をしながらであったり、細かな要望に即座に応えて工事を進めていけると言うのはやはり外注で大工を雇っているのではなく、工事全体の責任を持たされた者が現場にずっと張り付いて作業を進めている事が大きいと思いました。
嬉しかったのは、クライアントが手配した業者さんが若手大工の大ちゃんの事を現場力すごいっすね、としきりに褒めていたと聞いた事です。
まだまだ若手として頑張っている者が現場での対応を褒めてもらえるというのは本当に嬉しいことです。
お褒め頂いた言葉を励みに、苦言を呈された事を反省材料に、これから一層の精進をスタッフ全員でして行こうと思います。
ご縁を頂きました皆様、これからも引き続き、よろしくお願い致します。
きれいな月を見ながら良いお酒を頂いたと感謝しながら帰ってきました。
ありがとうございました。
深謝。

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『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施
工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

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夢のトイレ、イメージが現実になるっていいね!

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弾丸出張の一日でした。
まずは朝早くの新幹線に乗って名古屋へ、

まずは名古屋市の鶴舞線で杁中というローカルな駅の近くで営業されているクライアント先にてメンテナンスのご相談。
オープンして年数を重ねてくると予想していなかった様々な問題が出てくるもので、その解決策を考えるのに現状確認に向かいました、
そのあとは名古屋で一番にぎわっている繁華街、栄にて工事中の現場に進捗の確認。
担当の“嫁さん募集”かとちんが順調に工事を進めておりました、細かな納まりの確認や工期の短縮などを指示、わかりました。という頼もしい返事を聞いて現場をあとにしました。
お次ぎはまた地下鉄にのって名古屋駅近くの会議室へ、
JACKという全国のリフォーム事業者で組織する会の理事会に参加です。
今月の19、20日に開催されるリフォーム産業フェアでのブースの出店や来月の全国大会などの大きな行事を控え役割分担などの詳細について話し合いました、これからかなり忙しくなりそうです、、
夜からは京都へ、
関西の最高学府、京都大学の正門前、百万遍という場所にオープンする新店の完成確認と、プレオープンに向かいました。
50坪超というオオバコでの工事という事でいつもにも増してプランニングにも力が入り、クライアントと綿密な打ち合わせを重ね、新しい取り組みやアイデアを満載して完成した現場という事で期待と不安が入り交じったような気分で完成して初めてお店に足を踏み入れました。
結果は、というかクライアントからの評価は「200%満足の工事でした」というお言葉を頂けたことで見事ご期待に沿えることが出来たようです。
それは、プランニングの担当者まっつあんも、工事の担当者のよーへーもその他の工務スタッフ、協力頂いた業者さん達全員の努力が報われた瞬間でもありました。
K社長、本当にありがとうございました、引き続き、何かとよろしくお願い致します。
さて、お題目はそのお店でクライアントから頂いた要望とそれを受けて我々すみれが現場にカタチとして作ったモノに対して頂いた言葉です。
どんな事かというと、、
男子便所ではトイレに行くのが楽しくなるような空間に、
ということで小便器の前にはTVゲームを彷彿とさせるモニターが並んでいます。
小便器の的に当てる事でセンサーが感知してモニターに表示されるシクミになっており、おしっこの量や、
水圧を計測して前におしっこをした人と対決出来るようになっています。
まさにゲーム感覚のトイレですね、(笑)
さらに女子トイレはまるでビーチの真ん中でしているような爽やかな空間にして欲しい、というご要望に対して、
トイレの中がそのまんまビーチに。(笑)
周りの壁に写真を貼る程度ではなく、トイレ自体も砂山に。
砂浜にある砂山を開けるとなんと真っ白な便器が!ってところです。
近づいてみるとまさに砂山。(笑)
女子トイレだけに私が実際に使うことはおろか、二度と見る事は無いのが残念です。(笑)
まあ、自社のスタッフながらよく作ったと褒めてあげたいと思います。
想いをカタチに。
それが我々建築業の根本であり、それを叶える事が私たちの存在意義なのだ、という事を再確認させてくれる事例となりました。
スタッフの皆を労いたいと思うと共に、私たちにこんな仕事をさせて頂けるチャンスを下さるクライアントに心から感謝したいと思います。
おまけ、ー18kgと-12kgなツーショット。
同じ価値観を持てる事にも感謝です。(笑)
深謝。

    私たちすみれ建築工房は

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を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。


EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。

女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
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