すべての問題を解決する自省の心、16か条。

JUGEMテーマ:日記・一般
米沢でのミッションを終えて、帰りの新幹線の中です。
昨夜も夜中遅く迄クライアントとお酒を酌み交わしながら語り合い、仕事に賭ける熱い想いを聞かせて頂きました。
建築の実務もモチロン大事なことですが、我々の仕事は商業施設などの建物をつくることに意味は無く、その後のご商売がうまくいってこそクライアントに価値をお渡し出来ると思っていますので、どんな想いで新規事業の立ち上げをされるのか?そのターゲットは?ベネフィットは?といったクライアントがイメージしている卓越の戦略を聞かせて頂くことの方が実は重要だったりします。
そういう意味からすると、3時間という長い時間をかけた現場調査よりももっと(倍くらい!)長い時間をかけたクライアントとのコミュニケーションの時間の方が重要なのは間違いないと思っています。
ま、ちょっと遅く迄飲み過ぎた感も否めませんが、、(苦笑)
そんなこんなで今朝は少しゆっくり目のスタート。
週に1度、日曜日の午前中の習慣ということでトレーニングウエアを着込み、ジョギングシューズを履いて残雪残る米沢の町を気持ちよく走り抜けました。

駅近くのホテルから出発して目指すは伊達政宗の生誕の地とされる米沢城趾、少し軽めですが11kmということでまあまあの距離を走りましたよ。

米沢城趾につくと、上杉謙信が祀られた上杉神社の手前に『成せばなる、』と、人間の可能性を説いた、私もその考えに触れてから尊敬して止まないリーダー像である上杉鷹山公が祭神として祀られた松岬神社がありました。


境内は植木を守る雪よけを外している最中で、いよいよやってくる春の到来を告げているようでした。


石に刻まれたリーダーの心構え、政治家の皆さんに送りたいと思います。

そして、城跡のお堀を超えると上杉神社。

ここにも未来を指し示すような鷹山公の銅像がありました、

米沢


の人々の鷹山公への思い入れがヒシヒシと伝わってきますね。



そして、今日のお題目は上杉謙信が残した言葉で、以後上杉家の家訓となった十六箇条。


上杉謙信家訓 十六箇条(解説付き)


※神道と日本語と日本文化を学ぶトランスペース研究所さんのH.Pから拝借しました。



心狭く、体泰せず、愛嬌を失い、義理を欠き、人に対して疑う、敬えない、畏れる、育てられない、諂ったり、罵ったり、調えれなかったり、荒れたり、悔やんだり、願ったり、忠節を守れなかったり、善がわからなくなり、人を咎めるような人生においてうまく行かないことすべて、
要するにすべからく問題は己の心の中にある。ということを解いています。


今時の言い方をすれば、インサイド・アウト、メンターの教えの言葉を借りると、人の成長の唯一無二の根源である『自省の心』と言うことになります。

戦国時代から悠久の時を超えた現代において、今、私が一生懸命に学ぶテーマの答えが戦国武将が子孫の繁栄の為に残した言葉と同じなんて!と、今更ではありますが、改めて自らの心を省みることの重要性を認識しました。

米沢の人々の鷹山公を慕い続ける姿をまざまざと見たこともあり、この謙信公が残した風土、土壌が財政破綻寸前だった米沢藩を理想の国と言われる迄にしたのだと思った次第です。


次回はもう少しゆっくりと米沢に来たいと思います。
強力な助っ人も見つけたことですし今年こそ月山の夏スキーにチャレンジしようかな、(笑)
米沢、必ずまた来ます。

私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
最後までお読み頂き感謝します。
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