JUGEMテーマ:日記・一般
世間様はすっかりお盆休みですね、すみれスタッフはローテーションでおやすみを頂いてますが、会社自体はずっと通常営業を行っております。
お盆休みの間に工事を済ましていまわないといけない現場も複数動いており、会社にいるとお盆である事を全く感じる事はありません。
動いている現場が多いという事もあり今年は私も遠出の予定はなく、近場をウロウロとお墓参りに行ったり、積み上げた本を読んで過ごそうと思っています。
というわけで、今日は少しだけお休み気分を味わおうと仲良し同業者の皆さんと山に芝刈りに、
天気予報の雨の予報を覆しての好天に適度に陽も陰って、夏のラウンドとしては最高のコンディションでした。
ご一緒頂いた皆様、楽しかったっすね、ありがとうございました。
暑さ対策として朝早くから廻ったゴルフはラウンドを終えて帰ってもまだ時間は早く、夕方は溜まっていた用事をすこし片付けることができるなど、有意義な時間を持つ事が出来ました。やっぱり早起きは得だねー、と、再確認。(笑)

帰りの道では夏の終わりの風物詩、百日紅が満開になろうとしてました。
お題目は夕方少しだけ伺ったお客様で教えて頂いたこと、と気付きです。
もうかれこれ8年来のお付き合いを頂いているK様は植木の手入れで本職を凌ぐ程の腕前を持たれています。
K様曰く、
ただ生えて来て伸びて来た枝を切り落とし整えるだけでは美しさなんて生まれてこない。
自分の感性で植木に負荷をかけて、強制してカタチを作っていく事で木々がそれを受け入れて完成されたときはまるで自然にその美しいカタチになったかのように見えるのだ。
ということで、今は切り戻しといって(植木の枝葉で作った)盆の古くなった葉や枝を切り落として新しい芽がふくようにしてるんやー、と以前は奇麗な丸い盆になっていた枝を破壊的に切り落としておられました、

時間が経ったら、前よりもっといい枝ぶりになって再生するんやで、
とのこと。
再生中の盆はこんなかんじ、

自然に育つものは美しく、それだけでも十分な価値があると思います。
しかし、人間の文化とは自然のものに意思を反映させて自然と共生することなのだと改めて。
そして、美しいものを持続させるには絶えず古い枝葉を切り落とし新しい芽を出させ育てることが重要であり、それは行う事は植林の間伐と同じように人の驕りでもなんでもなく、植木にとっても重要な事で、幹がダメになったら違う枝を育てて幹に変える事さえできるのは、人間とのまさに相互依存の関係性だと思うのです。
(伺う度にいつも聞かせて頂ける)K様の植木に対するレクチャーは今日もとても考えさせられるお話でした。
ありのままの自然を美しいと思う心、
ありのままの自然のように見える造形を美しいと思う心、
これもまた、世の中すべからく表裏一体ということの一つかも知れません。
盆だけに、お盆の話という事で、、(笑)
私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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