顧客の声を聞け。

 JUGEMテーマ:日記・一般

台風が近づいてきているそうですが、神戸では秋晴れのいい天気が続きます。
これぞ秋晴れ!という素晴らしい青空でした。
今日は一日中事務所で(溜まりまくった)事務作業を進める予定ではありましたが、午前中は兵庫県立大学の学生さんが地域に根ざす工務店の魅力を再発見!(みたいな)テーマでPVを作ってくれるという事で、インタビューに来られました。
学生さんが用意してた質問に答えるカタチでインタビューに答えさせてもらい、思いのたけを語らして頂いたのですが、それが果たして伝わったのかどうか、、
ちょっと期待されていたのと違う答えをしてしまった気がします。(苦笑)
一番始めの質問は、
『すみれ建築さんが一番拘っているところは何ですか?」
という問いで、私の答えは、
工務店という業態は昔とずいぶん変わってしまい、職人を正規雇用して自ら工事店として直接工事をする会社がとても少なくなりました。もの作りの本質は、作り手の保証をしっかりとしてからその技術やサービスを磨いてこそ、全う出来ると出来ると思っていて、時代に逆行していると言われながらも大工の内製化に取り組んで、良い工事をする事が最大の価値となるようにしているんです。
と、非常に分かりにくい答えとなってしまいました。
モチロン、顧客目線からのメリットやバリューから離れる事が無いのが大前提なのですが、工事店として職人を直接雇用して工事品質に拘っているんです、とも言いましたが、もっと分かりやすい、健康住宅や自然素材、高気密高断熱住宅のようなキーワードが良かったのかも知れません、(苦笑)
ま、分かってくれる方は分かってくれくれるという事で、地道な活動を続けて行くだけです。(笑)
しかし、職人の内製化が本当にクライアントにとってメリットがあるのかどうか?という問いかけはあってしかるべきですし、その答えは工事が終わってからの顧客の声しかありません。
そんな事を思っていたら奇しくも今日は夕方から店舗工事の完工後のレセプションに2件のクライアントからお招き頂いておりました。
板宿で10月1日からリニューアルオープンをするとりのちゅけ板宿店さんと、
同じく10月1日から新規オープンをされる鯉川筋の元町キッチンさん。
答えは現場にあるという事で、レセプションに伺った際に今回の工事を振り返って、如何でしたか?忌憚ない意見をお願いします、という感じで訊いてみました。
モチロン、全てが完璧ではありませんし、改善点などのご指摘も頂きました。
しかし、両方のクライアントの話を聞いて共通して感じたのは、現場での対応をしっかりとクライアントとのコミニケーションを行っているという事です。
現場代理人としての社員職人という立場で現場での決裁権を渡している事もありますが、現場でモノ作りをしながらクライアントにしっかり説明をしながらであったり、細かな要望に即座に応えて工事を進めていけると言うのはやはり外注で大工を雇っているのではなく、工事全体の責任を持たされた者が現場にずっと張り付いて作業を進めている事が大きいと思いました。
嬉しかったのは、クライアントが手配した業者さんが若手大工の大ちゃんの事を現場力すごいっすね、としきりに褒めていたと聞いた事です。
まだまだ若手として頑張っている者が現場での対応を褒めてもらえるというのは本当に嬉しいことです。
お褒め頂いた言葉を励みに、苦言を呈された事を反省材料に、これから一層の精進をスタッフ全員でして行こうと思います。
ご縁を頂きました皆様、これからも引き続き、よろしくお願い致します。
きれいな月を見ながら良いお酒を頂いたと感謝しながら帰ってきました。
ありがとうございました。
深謝。

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私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施
工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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