未だ見ぬ、中秋の名月。

JUGEMテーマ:日記・一般
久しぶりの曇り空の下、朝から(これも久しぶりに)作業服を着込んで着工現場に向かいました。
今週の始めに、大急ぎで手配をするようにご依頼を受けた門扉やフェンスの取り付けなどのエクステリア工事の現地での説明と墨出し作業。
所謂、大工工事ではありませんが、すみれでは昔からエクステリア工事は自社工事で行ってきておりますので、やっちゃう訳なんですが、入社して社歴の浅い職人にしてみると、なんて事をやれっていわれるんやろ、てな感じで、作業も恐る恐るだったりします。
しかし、肝の部分と施工の細かな注意点、コツさえしっかりと教えれば普通に大工仕事ができる者ならば誰でもキッチリ現場を納める事が出来るものです。
すみれが大工工事以外のあらゆる建築工事を社内で行える秘訣ですね。(笑)
施工の説明を終えた後は軽トラックに2連梯子を積んでOB顧客のお宅まで屋根の診断に向かいました。
現場やる気満々です。

 

なんでも、近所で作業をしているという人がきて、屋根が浮いてるのが見えたので無料で点検してあげるから、と(言う口実の)訪問販売の業者があまりにも頻繁に来るので見に来て欲しい、知らない業者に屋根に上らすと怖いから、とのことでした。
上ってみると、セメント瓦はしっかりと留っていて、一枚だけ割れている瓦があったくらい、台風が近づいているということで、コーキングで応急処置をしておきました。
浮いている、というのは適当な口実ではありましたが、屋根材の表面の塗膜はかなり劣化が進んで、確かにメンテナンスが必要な時期が来ておりましたのであながち悪い業者ではなかったのかも知れません。

結果、屋根と一緒に外壁塗装の見積もり依頼を頂く事になりましたので、良いきっかけを下さったというところでしょうか(笑)
積極的なメンテナンスは建物の長寿命化へのアプローチ、ということですからこの機会にしっかりとしたご提案をさせて頂きたいと思います。
それにしても、(最近はかなり減りましたが、)相変わらずリフォームの訪問販売で巧妙且つ強引なやり口の営業会社は未だにたくさんいるようです。
少し前に展示品の高級システムバスを格安で取り付けをさせてもらいます、という電話がかかってきて、200万円のお風呂が140万円でつけれますよ、という言葉に乗って頼んでみたら、展示品でも何でもないふつーのユニットバスが取り付けられて、文句を言っても取り合ってくれなかった、と、いわれて嘆いていた方も居られました。
同じ業界の者として非常に嘆かわしい事ですが、我々はコツコツとまともな工事を積み重ねていきつつ、そのような情報を公開して注意を喚起していかなければならないと思いますし、それも私たちの責務だとも思っています。
今夜は中秋の名月。
残念ながら雲に隠れてその姿を見る事は出来ませんが、雲の上には確かにまあるいお月様がいる事は間違いない訳で、その姿が目に見えない事に落胆することなく、心の目で凝らしてそこにある満月に心を馳せれるようになりたいと思います。
本物の時代はきっともうすぐやってくる。
と信じています。
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私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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