今朝も気持ちの良い青空が広がりました。
西の空には鰯雲と羊雲のあいのこの様な雲が広がり、秋真っ只中、な雰囲気を醸しておりました。
鰯雲と羊雲との区別が私には良く分かっていませんが、学術的にいうと、高積雲と巻積雲との違いらしく、出現する高さによって判断されるようです。
Wikiさんに訊いてみるとその区別の基準は、
- 雲のできる高さ(巻積雲の方が高い所にできる)
- 一つ一つの雲の大きさ(巻積雲の方が小さい。おおむね、天空上での見かけの大きさ(視角度)が1度より小さいものを巻積雲とする)
- 雲の薄さ、光の透過具合(巻積雲の方が薄く、太陽の光が透けるので、影ができない)
とのこと、
やっぱり良く分かりません。(笑)
とにかく、娘心と秋の空、という事なのでおっさんには理解が難しいのかも知れません。(笑)
今日は関東方面に出張、店舗の改装工事のご相談に上がります。
実はこのお店、新装工事の真っ最中に東日本大震災があり、原子炉のメルトダウンを受けて出張していた社員大工を工事中断させて帰神させた現場です。
工事を中断させて1ヶ月以上が経ち、周りのお店も営業を始めたこともあり、工事を再開する事になりましたが、それでもなお、全く出口の見えない放射能汚染の影響はやはり恐ろしく、「そろそろ行ってこい、」と、スタッフに長期の出張を命じる事はどうしても出来ませんでした。
放射能が怖いから帰ってこい、と言った手前、原発の処理は全く進まないのに周りのお店が営業を始めたから行ってこいとはどう考えても言えなかったのです。
しかし、工事を請け負った責任はモチロンですが、我々すみれを信頼してお店の工事を依頼して下さったクライアントの事を考えるとそれ以上工事再開を先延ばしにする事は出来ませんでした。
その当時、関東のクライアントの皆さんはガタガタに売り上げを落としながらも歯を食いしばって頑張っておられたのです。
結局、選んだ道は計画停電が行われている状況下の現場に私が自分で大工道具をトランクに詰め込んで単身、工事を進めに行く事でした。
今思い返せば、そんなに大した事ではありませんが、その時は久しぶりに決意を固めて出発したような覚えがあります。
久しぶりにコツコツ現場で汗を流し、現場勘が戻らない事にイライラしながらも、関東の業者さん達に助けてもらいながらなんとかクライアントとの約束を果たせた事は大変良い経験だったと思います。
人生は選択と決断の積み重ね。
今までの人生を振り返ると思い出すのも恥ずかしい選択をした事もたくさんありますが、これからは悔いが残らないような言動を積み重ねて行けるように精進したいと思います。
とは言っても、未だ若輩者の域を出ず、なかなかなんですけどねー、(苦笑)
懐かしい、国分寺の街。
とにかく、今日もクライアントの立場に立った良いご提案が出来るように、頑張ってきたいと思います。
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私たちすみれ建築工房は
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