令和元年7月10日 雨
52歳。
火曜日に引き続き、水曜日も朝活の日。今朝はBNIの定例会の後、そのまま博多、鹿児島への九州巡業に出張と慌ただしい1日のスタートとなりました。ちなみに今日は(今更どうでもいいですが)私の52歳の誕生日。メッセージを下さった皆様ありがとうございました。また、徳永産業の皆様には私に不似合いの可愛らしいケーキまでご用意いただきありがとうございました。肉体的にも精神的にも年齢を感じる事が多くなりましたが、これからも元気な老人に向けて突っ走ります。(笑)
9.5Hのセミナー
今日は博多にて一般社団法人職人起業塾のオープンセミナー&フォローアップ研修の開催日でした。久しぶりの博多での一般参加を募るセミナーは定員を大きく上回る満員御礼の大盛況で、勢い私も気合が入り、4時間半の超ロング&ヘビーな研修とセミナー終了後の(真の学びの場である)5時間に渡る懇親会、二次会、締めのラーメン桝本の辛麺まで気を吐き続けました。最高に充実した時間を過ごす事が出来たのも、梅雨の合の忙しい中、お集まり頂いた皆様のお陰です。本当にありがとうございました。
ブランディング
今期のオープンセミナーはこれまでのマーケティングを切り口にした現場マネジメント改革のロジックではなく、近年、建築業界で非常に注目されているブランディングについて話させてもらっています。とはいえ、マスメディアを使った販促を一切排して、無販促で自然発生的に集客が出来るビジネスモデルを構築してきた私としては、ブランドイメージを広く多くの人に知ってもらうプロモーションが得意な訳ではありません。むしろ、苦手?というかそこについての才能があるとも思っておりません。
インナーブランディングは現場から
無販促、プロモーション下手の私がなぜにブランディングをセミナーで語るかのかというと、ブランディングには外向け(アウターブランディング)と内向け(インナーブランディング)の二つがあり、アウターはマスメディアを含めたプロモーションで認知を広げる華やかな活動ですが、インナーは内実を充実させる、社内の意思統一を図る、理念を浸透させる地道な取り組みになるわけで、建築業界においては、それは全て建築現場で反映され、顧客からの評価、信頼、そして期待を大きく超える感動の体験を提供できるかにかかっているからです。要するに答えは全て現場にあり。なので現場実務者の意識改革、スキルアップの根源となるモチベーションに火を付ける私の出番となる訳です。
7つのタスク
圧倒的に認知を広げ、同業他社に比して超過収益力をもたらすブランディングを行うには先ず、インナーブランディングに取り組まなければ、集客は出来ても中身がスカスカでクレームの種を撒き散らすことになりまねません。先ずは顧客に感動レベルの満足を与え続ける仕組みを創り上げるべきで、期待値を大きく上回り、企業としての価値を認めてもらえるための具体的な方法論を示しました。インナーブランディングのための7つのタスクとして受講生に丸暗記してもらったのは以下の通り。
- 「イマ、カネ、ジブン」思想の駆逐。
- 何の為に?という問いの共有。
- 効率ではなく効果性の見直し。
- 経営理念への理解と共感。
- 激変する世界への適応。
- 苦手を克服する練習に取りかかる勇気。
- 状態管理と準備の習慣。
「わかっていること」を「できる事」に。
最後の結論としては、ブランディングができなければ令和の時代を勝ち残ることができず、それはまず顧客の期待値を大きく超える感動を再現し続ける仕組みが必要で、現場実務者がコミニケーションを見直し、マネジメントを改革することでその糸口が掴める。要するにマーケティング理論の実践を職人や施工管理者等の現場実務者が行うことに尽きる。その練習の場を共に持ちませんか?と言う提言でした。工務店経営者さんなら誰もがわかっている簡単な理論ですが、現場スタッフが実践するのは簡単ではありません。職人起業塾で「わかっていること」を「できること」に変えるお手伝いしています。九州地方で共に学び、共に実践しようと思われる方は是非ご連絡をお願いします。お待ちしています!(^ ^)
ファイアー村田再び来神。
最後に、懇親会の締めのお言葉とともに熱く丁寧なブログを書いてくださったファイヤー村田こと、村田社長には心より御礼申し上げます。村田社長には再び神戸でのご講演いただく内諾をいただきましたので、お越しいただける日を楽しみにしております。関西の工務店経営者の皆様には、プロスピーカーとなりさらにパワーアップした村田社長のご講演にご期待ください。(^ ^)