小さな一歩を踏み出す勇気。

JUGEMテーマ:日記・一般
日ごと少しずつ寒くなって来るのを感じながら今朝も朝一番から事務所を飛び出し西宮で着工中の新築現場に向かいました。
寒くなって来た分、空気も澄んで爽やかな一日の始まりとなりました。

 

アンティーク調レンガが特徴的な『西宮レンガの家』
http://sumikaie.jugem.jp/?cid=18
完工を間近に控えて1回目の社内検査です。
相変わらず細かな事をネチネチと指摘して、完璧なモノをお客様にお渡し出来るように、と担当のコムさんに指示、自主チェックの甘さを見直すように厳しく申し伝えました。
その後はそのまま名古屋に向かい、月に一度の新築住宅の研究会に参加。
今回は外部講師として先進のフランチャイズ組織の社長にお越し頂いて、目から鱗が落ちまくる素晴らしいお話を聴かせて頂きました。
大手住宅メーカーよりも20%いい材料で家を建てて、20%価格を安くする。
大企業の複雑な組織が生む何重にも重なる販売管理費と莫大な広告費が建物価格の半分を占めるといわれる大手住宅メーカー、プレファブメーカーの家は家づくりの本質から外れており、実際のモノづくりをしっかりとしている地場の工務店こそがその主役であるべきだ。
と、私たちと全く同じ意見を熱く述べられておりました。
I社長、本日はお忙しい中長時間に渡りお付き合い頂きましてありがとうございました。
今回頂いたご縁を大切にしてお付き合いさせて頂ければと考えておりますので、今後とも宜しくお願い致します。
さて、お題目は夙川の河川敷を歩きながらこんな風景を見て思ったこと。

河川敷に遠足に来ていた近所の幼稚園の子供たちが先生に手を引かれ飛び石を渡る練習をしていました。

少し見にくいかも知れませんが、飛び石と言っても飛ぶ程のものではなく、子供たちの歩幅程しか離れていない人工的に置かれた川を渡る為の橋代わりの石です。

いい天気だし、秋の遠足か、いいなー、

なんて思いながら、微笑ましい光景を眺めていました。

タバコに1本火をつけながら見ていると、川の真ん中あたりで動けなくなっている子供がおり、先生が二人掛かりで

「こうやって渡るのよ、」と自らやってみせたり、

前から手を差し伸べて「ほら、おいで、」などと言いながら止まってしまった歩みを進めさそうと一生懸命に声をかけています。

足を出せば十分に届くような間隔でも、初めて渡るその女の子にとってはとても大きな冒険で、怖かったのだと思います。

私たち大人から見れば、というより、子供でも一度渡ってしまうとなんてこと無いようなことでも、『初めて』というのはそんなもんだったんだ、と、記憶の彼方に消え失せてしまった幼い時の感覚を思い出した気がしました。

『小さな一歩を踏み出す勇気』

その勇気を振り絞って初めての事に当たる時、周りの人に励まされ、手伝ってもらいながらアクションを起すというのは実は事の大小の違いこそあれ、本質は今でも同じではないのかと、ふと思ったのです。

今日名古屋でお話し頂いた私たちのずっと先を走っている工務店経営者の話を聞いて、自分たちには到底真似出来ないと思ったような事って、実はその川を初めて渡ろうとしている女の子が怖がっていることと同じなのかも知れません。

ご縁を頂いた方達にお手伝いを頂きながら、最大限の価値をお客様に提供出来る工務店になる為に、絶えず新しい一歩を踏み出す勇気を持ちたいものだ、と思った次第です。

ちっちゃな女の子に大きな気付きを頂きました。(笑)

ありがとう。

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私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


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