アタリマエをもう一度疑ってみる。

 JUGEMテーマ:日記・一般

爽やかに晴れ渡る気持ちのよい日になりました。
今日も足を地につけて実務を進める日という事で、朝から新築現場へエクステリアの打ち合わせに向かいました。
大きな吹き抜けがあるこのお宅では完成引き渡しの日も近づいて来たということで現場では急ピッチに作業が進められ、ずいぶんと家らしくなって来ております。
そろそろ足場も払って、内外ともに仕上げの工程に入るという事で、寒い中、お施主様にお付き合い頂いて外廻りの納まりや採用する材料等のご相談をさせて頂きました。
ついでに、進行中の建物の進捗状況も御確認頂いたりもして、、
そんな中、細部の確認をしないまま、現場の判断で工事を進めている部分でお施主様にいくつかのご指摘を受けました。
「建築の仕事をずっとしている人に取ってはアタリマエの事かも知れないですが、私たち普通の人間に取っては、そんなことは全くわからない。」
と、私たちの説明不足と確認不足についてのご不満です。
いつもお客様の目線に立って仕事をするように、と心がけているつもりでも、未だに細かなところまで行き届いていない事もあり、自分たちの未熟さを思い知る事になりました。
今一度、全社員気を引き締めて完璧なご提案と、細部まで心を尽くした判断で工事を進めることが普通にできるような体制づくりに取り組みを改めたいと思います。
本日は申し訳有りませんでした。
と、同時に出来る限りのリカバリーに務めるように致しますので、引き続き宜しくお願い致します。
業界の常識は一般の非常識。
といわれる様に、専門業種では顧客との間に大きな認識の差があるもので、特に建設業界ではその格差が大きいとされています。
『アタリマエ』という事に対する定義とでも言うのかもしれませんが、業界の外から見れば特異に映ることでも、平気でこんなもんなんです。と言ってしまったりします。
このギャップを埋める事が出来なければ、本当の顧客満足など得られるはずも無く、常日頃から一番気をつけなければならない部分だと十分理解して、慎重に工事を進めているつもりでも、なかなか完璧に説明を果たし、ご理解を頂き切る事が出来ないでいます。
図面や資料の上で出来上がる建物の細部までの全てを理解して頂くというのはやはり非常に難しいことであり、その部分をフォローして説明し切れない部分についても満足して頂けるようにするのが現場の責任であり、その現場での良心が私たちすみれの強みでなければなりません。
今回はそれがしっかりと生かせなかったということで、お施主様には苦言を呈される事になってしまいましたが、何とかコレからの工事でその汚名を挽回して満足して頂けるようにしてもらいたいと思います。
なんの為に工事を行っているか?
という問いを常に胸に抱いて全ての作業に当たっていきます。
世界に一つだけの、お客様が夢みた理想の家。
そんな大仕事に携わらせて頂いているという事を片時も忘れないように、
私たちの勝手な『アタリマエ』をもう一度疑ってみます。
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私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。




3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


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