ゆっくりを急いでやること。

JUGEMテーマ:日記・一般 

神戸は今朝も爽やかな朝を迎えました。
もうすぐ11月も終わり、12月に差しかかろうとしているという事で寒さもそろそろ本格化してもいいとは思いますが、穏やかな天気が続いています。
今年は厳しい寒さになると、天気予報では言ってましたが、これくらいのままなら朝のお散歩も助かるんですけどね~、
ま、厳しい寒さがあってこそ、春の暖かさが嬉しく感じられると言うことですので、それはそれで寒い日も楽しんで過ごしたいと思います。
今日も朝から新築現場へ、
足場が取れたという事で急ピッチで仕上げの工程に進んでおります。
エクステリアの工事や、
造作工事の仕上げ、アルミ製のストリップ階段の組み立て、
内装の仕上げにも取りかかっておりましたよ。
一気に完成へと進んだ感のある現場を見てお施主様もずいぶんテンションが上がって来られたようで、住み始めてのイメージを盛んに膨らましておられました。
あと2週間程で完成です、もう少々お待ちくださいね。(笑)
昼からはスタッフアキちゃんと神戸市から助成金の認定がおりて来た耐震改修工事の契約に同行。
認定に時間がかかったこともあり、年末の着工となってしまった耐震改修工事が2件有り、連日のご契約と相次いでの着工となりました。
なんとか、年末押し迫る前にお家を強くきれいにしてお引き渡しをし、気持よくお正月を迎えて頂きたいと思いますので、宜しくお願い致します。
さて、お題目は今晩の(オッサンたちの)お習字教室で、学ばせて頂いたこと。
年末が近づいて来たということで、お習字教室ではそろそろ年賀状の臨戦態勢に入ろうとしています。(笑)
今年一年の成果を発揮する場がやってくるという事で、皆色めき立って、まるで試験前の学生の様に一心不乱に稽古に励んでいるのですが、今日は先生のかねてからの提案で、自分の住所と名前の猛練習でした。
短冊状に切った紙にとにかく自分の住所と名前をひたすら書き続けるお稽古です。
初めはお手本を見ながらゆっくりと、丁寧に全体のバランスを整えながら、細かな筆先の使い方に気を配って書いて行きます。
先生によると、字を書くのはリズムがとても重要とのことで、トン、トン、トン、と調子を刻みながらお手本を書いて下さいます。
決して、サラサラと書くものでは無い、という事で、その教えを聞いて書いてみるとずいぶんゆっくりと書くことになります。
お稽古ですのでゆっくり、丁寧に書くのはアタリマエのような気もしますが、書いているうちについついそのリズムを刻むのを忘れて、「早すぎる!」と注意されることも多く、気を付ける様にしています。
それが、今日のお稽古では、全員で書く早さを競う早書競争を行う、とのことで、猛練習中の住所と名前を決まった時間内に短冊に何枚書けるかを競争すると言われました。
若干の矛盾を感じつつ、(笑)なんだかしっくりこないまま、先生に促されるままやってみたところ、明らかに文字の切れが変わりました。
リズムを取って、ゆっくり書くこと、それを急いで進めることは矛盾なんかではなく、一つにまとまって新たな変化を生み出すのです。
なるほどー。
これは大きな気付きでした。
事業における様々な矛盾、クライアントに丁寧に対することと、キャッシュフローのスピードアップなど、相対する両方が両方とも非常に重要なことって山ほどあり、経営者だけでなくスタッフでもそれをジレンマの様に感じることはとても多いと思います。
最強の矛と盾の様に答えが出ないことの様に思いがちですが、答えはお習字の中にありました。
絶対譲れないことは、どちらもやる。
とてもシンプルな答えで、誰もが分かっているようなことですが、今夜それを体感して腹に落とせたことは私にとってとても大きなことでした。
大山真理先生、いつも深い学びをありがとうございます。

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私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


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