原点回帰の危うさ。

 JUGEMテーマ:日記・一般

今朝も寒い朝でしたが、陽射しは柔らかく清々しい気分で朝の散歩に向かいました。
昨日のブログでは沢山のおっさん人に反響を頂きまして、改めて同じような悩みを持つ人が世の中には沢山いるのだな、と思い、すこし救われた気がします。
お声がけやコメント、電話まで頂きました皆様、ありがとうございました。
清々しい天気だったことも有り、気持ちを一新して仕事に家庭に前をむいてと力んで生きたいと思います。
お題目は今年最後となったビジネスコーチとのセッションでの気付きです。
12月もアッと言う間に10日が過ぎてそろそろ来年の展望や経営指針をまとめる時期にきている訳ですが、来年は、というよりもこのところの私の中の流れは、
『原点回帰。』
この5年くらい、ずいぶん外に出て勉強させて頂いて、全国の同業者さん、異業種の方達の素晴らしい取り組みを学ばせてもらったお陰で、今の厳しい時代をどのように勝ち残って行くかという方向性を見いだせるようになって来たような気がしています。
暗中模索の様な状態から抜け出して、しっかりと持ったビジョンを持って理念の実現に向かって進んで行ける道が見えて来た、というのでしょうか、理論として構築したものを実践に落とし込む段階にきたのではないか、と思い現場や実務に復帰しようとしています。
そんな話を今日のコーチングのセッションで話していたのですが、それを深堀していくと思わぬリスクが見えて来ました。
昔の自分に戻ってやり直すという事は一つ次元は違うとしても同じスパイラルを繰り返すことでもあるのだという事。
原点回帰とは原理主義に通じるもので、その現実を見る厳しさ故に、見逃す、許す、受け入れるという寛容さを失ってしまう可能性があると気付いたのです。
そう考えると昨日の娘との一悶着も私の今の原点に戻ろうという心情故の不寛容さから生じたものかも、とはたと気付きました。
正しいこと、正しいと思い込むことを行う時程、慎重にならないと周りの人を傷つけるのだと、改めて自分自身を戒めながら慎重に歩みを進めたいと思いました。
リスクはあらゆるところに潜んでおり、怖じけずいていても何も始まりませんが勇気をもって行こうと思います。
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私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。



3.21日完

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