直感は本質を見抜く。

 JUGEMテーマ:日記・一般

まだ少し寒さも残っていますが、今朝もいい天気が続きました。
少しずつ気温も上がって来て、春本番ももうすぐそこまで来ている様です。
週末はずいぶん暖かな様です。

神戸では桜の花はまだもう少し先の様ですが、梅の花はあちこちで満開。
気分もおのずと明るくなります。
朝のお散歩の際にいつもお世話になっている総社に週末に執り行って頂く地鎮祭の打ち合わせにいくと、小鳥が梅の花をついばんでいました。
気付がもう3月も半ば、あと半月で今年もはじめの四半期が終わります。
いわゆる繁忙期に差しかかっている訳ですが、この辺で疾走するような毎日を送りながらも少し立ち止まって全体の流れを振り返ってみようと思います。
さて、お題目は月末の着工に向けて着々と準備を進めている新築の案件のこと。
すみれ事務所から車で5分程の場所で計画しているのですが、人気の地域には珍しく、日当りが良くて、広い割には少し割安感のある土地をお客様が見つけて来られました。
敷地調査に行ってみたら、道路も広いし明るくていい土地だな、という印象でした。
「いいんでは無いでしょうか、いい土地だと思います。」
と、お客様にも連絡して、私もご購入をお勧めしました。
しかし、役所に行って土地の建築条件を調べてみると、何故か建築法上では道路に接道していない土地という事になっておりました、いわゆる43条但し書きが必要となるということでした。
※43条但し書き道路とは建築条件の2mの接道を満たしていなくても、道路と見なせる部分の地権者の了承等を条件に建築の許可を建築審議会の審議を得て認めてもらう道路のこと。
調べを進めてみると敷地調査に行った時に道路だと思っていたところは同じ神戸市の土地ではありますが、里道という昔の土地割りが残っており、道路として見える部分が実は道路ではありません、とよくわからない説明を受けて、釈然としないまま手続きを進めておりました。
何度も市役所に行き、協議を重ねて来た結果、今日になってやっと結論が出ました。
神戸市の建築安全課が最終的に下した判断は、里道としていた区画の区切りを見直して、建築法上の道路として認めます。とのこと。
結局、初めて敷地調査に行ったときの印象のまま、なんの問題も無く建築確認を下ろしてもらえるということでした。
後から考えればアタリマエの結果のような気もしますし、まともな判断だと思います。
直感通り。
とでもいうのでしょうか、どう見ても問題がなさそうな土地が訳の分からない昔の土地割りの名残が残っているだけで建築に条件がついているという事自体に不条理を感じていましたが、根気よく協議を続けて行くうちに、役所の担当者も法律の本質(緊急時の緊急車両が通行するための道路の確保)に気付き、時代遅れ?の規定を見直してくれたのだと思います。
(結果論ではありますが、)改めて、直感って大事だなーって思った次第です。
T様、ずいぶんやきもきさせてしまいましたが、今日神戸市の担当官に正式に決済がおりたと言って頂きました。
市役所にある道路地図の色も塗り替えて頂きましたので、ご安心下さいね。(笑)
季節はもう春、いいことが次々起こりそうな予感がします。(笑)
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3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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「直感は本質を見抜く。」への2件のフィードバック

  1. 梅の花のピンク色が鮮やかですね。
    もうすぐそこまで春がやってきているんですね。
    桜が待ち遠しいです。

  2. コメントありがとうございます。
    ずいぶん暖かくなって、春本番ももうすぐそこ、
    やっぱり春ってなんだか嬉しくなるものですよね。

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