断熱リフォームをおススメする本当の理由。

JUGEMテーマ:日記・一般
今日と明日は半期に一度、恒例のイベントを開催しています。
春のTDYフェアという名の大手住宅機器メーカー、TOTO、Daiken、YKKap三社の協賛を得て、TOTO西神ショールームにて地域の同業者さんと合同で行なう大々的なイベントです。
今回はいつもと趣向を変えて、『上質な暮らし』を過ごすためのモノやコトを提案するという斬新なテーマの下に様々な企画を立ち上げております。
美味しいオードブルを頂きながらのワインセミナーや本場から直輸入されたペルシャ絨毯や高級カーテンの展示即売会、癒しのひと時を送って頂けるハンドマッサージのサービスなど住宅設備機器のショールームでは考えられないような新しい試みを行なっております。
ご来場頂いた皆様にはそれなりに楽しんで頂けたのではないかと思います。
お休みの時間を割いてお越し頂きました皆様には厚く御礼申し上げます、
本日はお越し頂きまして有り難うございました。
地域の同業者さんと力を合わせてスケールメリットを出せる様にと合同で開催するこのイベント、各社持ち回りの役目が割り振られていたりします。
ちなみに、今回の私の持ち場はというと、セミナーの講師。
しかも、最近の出張続きで企画会議に参加出来ないのが続いたら知らない間に決まってました。(笑)
慣れない役柄ということで、拙いながらも一生懸命お話をさせて頂きました。
今回お話をさせて頂いてるのは、『省エネリフォームとゼロエネルギー住宅について』というお題です。
内容を大まかにご紹介すると、
現在の日本が抱えるエネルギー問題をデーターを元にもう一度正面から見つめ直してみるところから始まり、国が目指している方向性と具体的な施策の紹介をして、これからの住宅が担う役割、もしくは向うべき姿のご提案をしています。
オイルピークを迎えたとされて世界的にも問題となっているエネルギー問題の根本的な解決はやはり一人一人の意識を変えることから始めないと進まないのでは?という問いかけと共に。
そして、それらの問題は個人が住まう住宅の性能を高めることで大きく進む可能性があるという事も一緒に紹介をしているのですが、実は私が本当に言いたいことは違うとところにあります。
昨年の暮れに義父の友人が急逝されました。
正月に家族で実家を訪れた際に正月早々大変やった、とずいぶん慌ただしかったと、突然のことに驚きを隠せないでいる義父と話をしていて思ったことがありました。
友人が突然亡くなった原因を聞いてみると、夜遅くにお風呂に入ろうとして倒れられてそのまま逝ってしまったとの事で、よく耳にする話ではありますが、身近な方が本来安全なはずの自宅で事故に遭われたということに改めてショックを受けました。
私たちも高齢の方が安心して暮らせる様に、という目的でバリアフリーの工事をよく依頼されます。
介護保険を使ったり、県や市の助成金を受けることも出来るという様になってずいぶん一般的に普及してきたと思います。
今まで公的な機関が認めてすすめて来たバリアフリー工事というのは家の中の段差の解消であったり、手摺の取付であったり通路やドアの幅を広げたりすることしか認められません。
しかし、家の中の敷居に躓いて転んでも命の危険に晒されることは無いと思うのです。
今回の義父の友人がお亡くなりになったケースは、実は非常に多いのですが、家の中の温熱環境のバリアフリーというものについての取り組みは全くというほどなされていないの現状です。
エネルギー問題、環境への負荷、ランニングコストの軽減等々、省エネリフォームを行なって得られるメリットは沢山あるのですが、私が思う一番のメリットはヘタをすれば死に至らしめるような危険がある家の中の温度差を無くすことが出来ることだと思っています。
そんなことを具体的な計画の作り方、診断の方法、施工方法の紹介などを織り交ぜて分かりやすくご説明出来ればと思いながらお話をさせて頂きました。
明日も11時からセミナー開催をしておりますので、ご興味のある方は是非遊びに寄って頂ければと思います。
時間のご都合がつかない方はご連絡頂けましたら個人的に詳しくご説明も致しますのでお気軽にお問い合わせ下さいね。
人前で話すのに慣れていない、拙いセミナー講師ではありますが、こんなことをさせて頂くことで少しでも多くの方に心地よく過ごせる家にして頂ける参考になれば幸いです。

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『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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