3つのイノベーション。

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天気予報では雨。

朝のお散歩は何とか堪えていた雨も朝礼を終えて仕事を始める頃にはキッチリと降り出しました。
雨模様ではありますが、気温は18度位まで上昇して暖かな一日になるでしょう、
と天気予報のお兄さん?は言っておりましたが、雨が降りだすと気温は上がること無く、午前中はなんだか肌寒い一日となりました。
それでも夕方前に出掛ける時にはすっかり雨も上がり、すこしは春らしい陽射しものぞいて来ました。
夕方からは大阪へ、月に一度、3年以上毎月通っている異業種の経営者さん達との勉強会でした。
理念と経営をテーマに自分の意見を述べてみたり、設問に対してディスカッションをするというコアーな勉強会なのですが、毎回とてもいい学びを頂いております。
日本中の卓越した業績を挙げられている会社の事例を学び、その取り組みに対して御社はどのような事をしていますか?という厳しい質問を浴びせかけられます。
参加し始めた時は答えに詰まって話せない事も多くありましたが、何年も続けて行くうちにその言葉に詰まった時の反省を少しずつ自社での取り組みに生かすようにする事で、今ではずいぶん皆さんの前で話せる様になって来ました。
お題目はそんな勉強会での学びです。
旅行会社のHISの会長である澤田氏が長年にわたる業績不振により赤字を積み上げていたハウステンボスを再建して、「東京ディズニーランドを追い抜こう!」というスローガンを合い言葉に来場者数を増やし続けている今の状態になるまでの取り組みの事例を題材に、労働生産性を高めるイノベーションについてあなたは何をしているか?という設問に対して考えを巡らせました。
私がすぐに思いついたのは、労働生産性を高まる為には業務の内容を小さく区切ってそれぞれのセクションでしっかりと利益を生む出せる様に検証と対策を講じる事、ではないか、ということでしたが、それはずいぶん浅はかな考え方だということに気付かされました。
破綻を繰り返して疲弊し切っていたハウステンボスで澤田社長(当時)が行なわれたのは3つのイノベーションを社内に起こす事だったとの事で、
それは、
1.マインドイノベーション  
社内の意識改革 スタッフの主体性を高め、ワクワク感を持ってもらうことでが生産性を上げる。
2.プロダクトイノベーション 
商品価値 コアコンピタンスを見直し、スタッフの働き方を見直す事で企業の価値を上げる、全体的な人間力の強化。
3.プロセスイノベーション 
1.調査 2.企画 3.仕入れ 4.販売 5.資金の回収 6.アフターサービス、と、全てのプロセスについて検証と対策を講じる。
とのことでした。
いくら検証を繰り返したところでスタッフの仕事に対する情熱やモチベーションを上げる事が出来なければそれはただの絵に描いた餅にしかならない訳で、その3つを絶え間なく繰り返さなければ生産性の向上は望めない、というものでした。
この文章を読んで自分の経営者としての未熟さと、取り組むべき事の本質をもう一度再確認させて頂いた次第です。
企業は人なり。
そこで働く人の心に焦点を合わさずして生産性の向上などあるはずが無いことなど自明の理のはずです。
「悩む前に動け。なにかあったら開き直れ。後悔するよりチャレンジしろ」
という澤田社長の言葉と共に、心に刻み込んでおきたいと思います。
このような学びの場にご縁を頂いた事に心から感謝しつつ、、
経営者の会の皆様、いつも素晴らしい学びをありがとうございます。
心謝。
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