JUGEMテーマ:日記・一般
すみれ的バリアフリー考。
先日、親戚の叔父が亡くなりました。享年73歳。
若いときからマラソンや登山が趣味だったこともあり、非常に健康的な生活を送られていた人でした。
私も子供の頃、山登りに連れて行ってもらったりして可愛がってもらっていただけに、もう少し元気でいてくれたら、と思ったりもしましたが、癌の手術のあとは身体も思う様に動かなくなり、大好きな山登りも断念してしまったということでしたので、それはそれで良かったのかも、と妙に納得をしたり。
葬儀に参列して遺影の元気な時の写真と闘病後のやつれた姿を見比べて、どんなに元気な人も必ず身体が自由に動かなくなるのだ、という当たり前のことに今更ですが気付かされました。
私も(いつかは)100%間違いなく、身体に障がいを持つ様になる、という事実。
最近、ランニングや玄米食など少しだけ健康に気を遣う様になり、体重が15kgくらい減って
非常に体調が良く、なんだか若返ったような錯覚に陥っていた私にとってそれはある意味
衝撃的な事実でした。
住宅のバリアフリー化はお年寄りや身体に障がいを持つ方のためのものでは無く、
自分を含める全ての人に必要なことだということを改めて再認識した次第です。
そして、家の中に潜む危険として一番問題とされているのが、ヒートショック現象と呼ばれる
浴室やトイレに多く見られる室温の温度差です。
1年間に浴室で亡くなられる人の数が交通事故で亡くなる人の数より多いというデーターがあり、
バリアフリーな住宅を目指す最も重要なポイントは段差の解消や手摺の取り付けではなく、
家の中の温度差を少なくすることだと思い、すみれでは現在、新築住宅で研究した断熱性能を
向上させるノウハウを使って断熱リフォームに積極的に取り組んでいます。
これから初夏にかけて暖かくなっていき、一番で一番気持ちの良い季節になります。
その心地よさを一年中感じながら家の中で過ごせる様に出来ればと思い様々なご提案をしています。
誰もが心地よく、安心で安全に暮らせる家。
そんな住まい作りのお手伝いが出来れば幸いです。
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お付き合い頂いてます皆様には、その他のお得な情報などと一緒にもうすぐ発送致しますのでお楽しみに!