100日後に死ぬワニと死生観。

では2年3月21日晴れ

桜の季節。

3連休の中日、今年は東京で史上最速の桜の開花宣言がありましたが、地元伊川の河川敷に植えられた千本桜も例年よりも少し早めに桜の蕾が膨らんできて、そろそろピンク色に彩られそうな雰囲気になってきました。世間では相変わらず新型コロナウィルスの話題で持ち切りですが、春のうららかな天気とともに少し緊張感が溶けてきているように思います。私個人としては、世界を不安と恐怖に叩き込んでいるパンデミックのニュースもここに来て少し食傷気味で、毎日感染者の増加数を報道する朝のTVの情報番組には飽き飽きして、見るのをやめてしまいました。リスクへの備えは万全にすべきですが、もう少し物事は俯瞰して見なければならないと思います。

100日後に死ぬワニ。

そんな中、SNS上で、Twitterで連載されていた100日後に死んでしまうワニの4コマ漫画が最終回を迎え、大きな反響を巻き起こしているとのニュースを目にしました。100日間毎日、何気ないワニの日常を綴り続けたその漫画の最終回で、花見をしようと集まった仲間のもとにワニが現れなかった。と言うラストシーンでエンディングを迎え多くのリツイートやコメントが寄せられてちょっとした社会現象になっているとの事でした。その記事を見て、私はそのワニが100日後には死ぬことをわかっていた上で何気ない日常を過ごしていたのかとすっかり勘違いをしておりまして、日々刻々と死が近づいてくるワニはどのような心持ちで毎日を暮らしていたのか?平常心を保てたのか?もし、自分が100日後に死ぬと分かったらどんな行動を行うだろうか?などと考えてしまいました。

死を意識した日常ではない。

あとから、そのワニの4コマ漫画のまとめを覗いて見て、私が大きな勘違いをしていた事がわかりました。作者も、読者もワニが100日後に死んでしまう事を分かっているのですが、当の本人(ワニ)は100日後に自分が死んでしまうとは露ほども思わず、一年待ちの人気の布団を注文したり、想いを寄せる女性に告白したり、友達との花見の約束を楽しみにしていたりと本当に何気ない日常を過ごす姿が描かれていたのです。最後の日を迎える直前まで、自分の運命を知らずに楽しそうに暮している姿が余計に悲しさを増しているように感じました。

死ぬとわかってそれをやる?

そのまとめの動画を見て気づかされたのは、このワニの物語は100日か1000日か、もしくは10000日かの程度の差はあれども自分自身にもそっくりそのまま当てはまると言う事実です。当たり前の日常が突然消えて無くなるのは、今までも何度も経験していますし、今までたまたま命を長らえてきただけで、その偶然の積み重ねが終わるのはひょっとしたら明日かも、10日なのかも知れません。漫画のワニの様に悲壮感も特別感もなく、毎日を過ごすのもそれはそれで幸せなのかも知れませんが、この物語の中でも、もし、ワニが100日後に死ぬと知っていたら、違う選択、行動をしたのではないか?という疑問が頭から離れません。

余命宣告を受けてからの日々。

ワニが亡くなる物語を見た私は、自分も〇〇日後に死ぬ事が決まっており、毎日、日を追うごとにその日に近づいているのを改めて再認識しました。これから、本当に今まで通りの選択で良いのかを考え直さねばならないと思うと共に、思い出したのは私自身が40歳で死ぬと医師に余命宣告を受けた当時の若かりし頃の感情です。それは私が19歳の時ですから、大まか7200日後に死ぬと決まっていた事になり、確かに当時はその来るべき日に向かって20年間を生きていました。しかし、実際にその期間、ずっと死を意識して生きていたかと言うとそんな事はなく、ワニと同じ様に何気ない日常を過ごしていましたが、しかし、良くも悪くも生き急いだ人生を送っており、太く短く生きるのだと、随分と刹那的に生きていたのもまた事実です。

死生観。

死生観と言われる、死を意識して悔いなく毎日を過ごす生き方は、武士道の高い精神性とともに礼讃されることも少なくありませんが、実際は脆く儚い生に向き合い方でもあります。自分自身の経験則から鑑みたら、人はそんなに強いものではなく、残り少ない人生に眼を向けると、無力感と無常感にさいなまれ、未来への希望を見るのをやめて刹那の快楽に身を委ねようとしてしまいます。スティーブ・ジョブズが毎朝鏡に写る自分を見て「今日死んでも悔いはないか?」と自分に問いかけ続けていたとのエピソードは有名ですし、いつ死んでも悔いが残らぬように毎日を精一杯生きることができればそれはとんでもなく素晴らしいことではありますが、誰しもが強い心で残った生に真摯に向き合って生き抜けるわけは無く、人生の儚さに心を揺さぶられ、乱されると思います。

志を以って万事の源とす。

ただ、人生の終わりを迎えるにあたり、つまらない、何の価値もなかったと後悔するばかりの人生でいいわけも無く、出来ることなら、たった一度の人生を少しでも価値があったと自分自身で認めたいものです。安穏で怠惰、享楽に溺れるだけの人生も、もしかしたらそれはそれでいいのかも知れない。と思わないこともないですが、人類は古代からそれを是とせずに、次の世代に少しでも素晴らしい世界を残して継ぎたいと、考え、学び、哲学を生み出し、文明を作ってきたのだと考えれば、弱い自分に打ち勝つために学び続ける必要があるのではないか、なんて思った次第です。今一度、人生をカウントダウンするつもりで毎日を過ごすべく、吉田松陰先生が「志を持って万事の源とす」と言われたようにモチベーションを焚きつける人生の意味を考える時間を持とうと思います。


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