JUGEMテーマ:日記・一般
朝夕はずいぶんと涼しい風が吹くようになって来ました。
でも、日中はの空はまだまだ夏色、積乱雲が盛り上がってはちぎれてポッコリと浮かんだような雲が浮かんでいました。
今日は全国の同業者のメンバーとの研究会。
なんと、、神戸開催ということで、私どものオフィスにお越し頂く事になりました。
東北は仙台から、中四国は熊毛郡まで、ずいぶん遠方よりお集り頂き、今月もマニアックな議論をたたかわせました。
子曰、 「学而時習之。 不亦説乎。 有朋自遠方来。 不亦楽乎。 人不知而不慍。 不亦君子乎。」
今回も大変いい学びと気付きを頂けました、お越し頂いた皆様、ありがとうございました。
今回のテーマは資金計画。
新築住宅につきものの住宅ローンについてどのような提案やサービスを行なっているか、という事を各社の事例を持ち寄ってシェア&検討する会となりました。
ちなみに、すみれでは住宅ローンの選択から銀行の窓口に立ってのやり取りまでの全てをお施主様の代わりに行なう、フルサポートをする事が殆どです。
専任の住宅ローンアドバイザーが専任でおりますので。(私ですが、、笑)
銀行の担当者よりもローンに詳しい、という事もありますが、私たちが(専門ではなさそうなのに)住宅ローンのお手伝いをさせて頂くのには理由があります。
それは、立場の違いです。
住宅ローンを組む時に、銀行や不動産会社が奨めるので、とりあえず奨められたもので申し込みました。という事を非常によく耳にします。
しかし、たった1%の金利の違い、少しの返済期間の違いで同じ金額を借りても総返済額は何百万と変わって来ます。
生命保険に入ってまでローンを組むような一生に一度かもしれないような大きな買い物なのに目先の借り入れ額しか見ずに、契約してしまう事など本来あり得ない事です。
しかし、あまり何度も経験する事がないが故に、専門家にこんなもんですよ、と言われたら、そうなのかな、と思ってしまいがちです。
シンプルに考えると銀行は貸し出し金利と、預かり金の運用によって利益を上げる利益団体でです。
当然、消費者とは利益が相反するわけですが、なぜか銀行でローンの選択を相談したりしてしまいます。
銀行的には、確実に儲かる商品を奨めたいのに、そこに聞きに行くなんてナンセンス!
かといって、不動産屋さんに行ったら、いくら借り入れが出来るか?というところに焦点がいってしまうので、もっと危険だったりします。(そうでない銀行も、不動産屋さんもありますが、)
そこで、住宅の購入者の借り入れのメリットと、利益が相反しないのは誰か?というと、私たち建築会社と言う事になります。
実は住宅ローンはいくら借りれるか?という事ではなく、毎月いくら返済出来るか?という事が重要です。
安心して、お得に返済をしていくには、『超低金利の全期間固定』でローンを組む事がベストな選択です。
これでは銀行さん的には最悪ですね、奨める訳がありません。(笑)
金利が安ければ、毎月の返済額が同じでも、借入額はたくさんになり、それだけ建物の費用に回すことが出来るようになる訳です。
これが、私たち建築会社が専門外に思えるような事を一生懸命に勉強して住宅ローンのアドバイスを行なう理由です。
(※ご興味がある方は詳しい説明を致しますのでご連絡頂ければと思います。)
絶対に、家を建てる事は目的ではなく、新しい家に住み始めてからの安心・安全な楽しい暮らしが目的なはずですから。
その目的を叶えるべき立場なのは結局、長いお付き合いをしていく私たちしかないということですね。
勉強会が終わったあとは皆でビーチに夕涼み。
海と山に挟まれた街、神戸。
遠方からきて頂いた皆さんに、すこしだけ神戸っぽさを味わって頂きました。
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