埋もれたリソースを掘り起こせ!#VUCAを乗り越える

令和2年8月24日 快晴

始まり良ければ全て良し。

8月のラストウイークのスタートもやっぱり朝起きして早朝zoomミーティングを2連発から。朝一番から私と一緒に新しいビジネスを立ち上げたい!と熱く嬉しいラブコールを頂いて、アゲ気味の月曜日のスタートになりました。建築以外で私に相談したい、と言われるのは大まか職人育成の事なのですが、Facebookでの私の発信を見つけ、私の著書を購入して読んでくれて、直接相談の依頼をもらえると、さすがに嬉しいものです。私の持論である、「職人育成は技術だけを叩き込んでも意味がない。」と言うマインド、ソフト面の教育の必要性を深く共感していただいており、職人の地位向上、職人育成とビジネスモデルの両立を目指したい、三方良しの世界を作りたい。と全く同じ方向性を確認できる良いミーティングができました。情報発信を続けていれば良いことがあるものです。良い一週間のスタートになりました。

つないどう?

昼にはもう一件、1to1ミーティングが入っていて、BNIで一緒に活動しているメンバー2人が来社されました。ランチがてらmtgやりましょう!とすぐ近くにある最近大ブレイクして行列が絶えない人気店になった「麺屋貝原」さんに連れ立って出かけて、極上のラーメンをすすりながら、withコロナの世界への転換期でどうするべきか?と、なかなかヘビーな内容であれこれと話しておりました。ラーメンを食べ終えて、続きは事務所で話しましょう、と席を立とうとしたら、近所でパティスリーを経営されているお客さんとばったり出会い「あらこんなところで奇遇ですね、」と声をかけたら、どうやら偶然ではなく、つい先日届いた「つないどう?」という私たちが発行している機関紙に私がこのラーメン屋さんの推薦記事を熱いテンションで書いたのを見て早速来てくださったらしく、地域密着で建築以外でも地域に貢献したいと立ち上げた、地域コミニティー事業の「つない堂」の活動が少しずつではありますが、影響力を持ち始めたのだと喜びました。(笑)
その記事はこちら→麺屋貝原さんのご紹介。@つないどう?

現状維持は破滅への道。

話を戻して、、新型コロナによる影響でありとあらゆる事業は大きな転換を余儀なくされました。少し時間が経てば、今まで通りに戻ると思っていた人もいたかもですが、ここ最近の大して死亡者数も重体患者数も増えていないのに、感染者は緊急事態宣言時を超えて増え続けている現状や、どこに行っても全国民がマスクを着用している姿を見ると、確かに新しい世界に変わってしまったのだと実感せずにはいられません。繁華街の飲食店や飲み屋さん、物販店はギリギリの状態が続いており、このままの状態が続き、冬にもうひと波感染拡大の波が来ると存続するのは難しいのは想像に難くありません。今日も一風堂が退店するとか、そごうや東急ハンズが閉店するとか、随分と暗いニュースが話題の中で飛び交いました。当然、生き残りをかけて今まで行ってきた事業を見直す、もしくは新たな取り組みをスタートさせることが必須になるのですが、安易にコロナに対応して今までの事業と関係のないことを始めるのも気が進まなかったり、自分の中で整合性が取れなかったりするのも実際のところだと思います。

自分が持っている経営資源に自分では気づかない。

Kさんに「さてどうしたもんでしょうね、」と質問されて私が答えたのは、「以前からご自身が持っていて使えていないリソースを掘り起こして活用されてみてはいかがでしょうか?」と言うことでした。先日、私が主宰している無料の勉強会「継塾」でホットシートなるメンバーから一人をピックアップして現状のビジネスモデルを説明してもらい、そこから新たなビジネスモデルを考えたり、今抱えている課題を解決する糸口を参加者全員で模索するディスカッションを行いましたが、私が痛感したのは、素晴らしいリソース(経営資源)を持っている事に自分自身では全く気づかない、気付いていないという事でした。他者に指摘されて初めて自社の強みに気付くのは良くあることですが、こんなにも激しく見逃してしまうのだと改めて痛感させられました。その時の衝撃が尾を引いていたこともあり、Kさんには「BNIの仲間にKさんの強み、こんなビジネスが向いているのでは?というのを聞いてみましょうよ!」と提案してみました。

自分のリソースを人に聞け。

BNIというのは私が所属している朝の異業種交流会であらゆる分野の専門家が各分野につき1名参加されている、いわゆる朝活です。現在30名弱のメンバーで活動しているのですが、上記の質問をメンバーの皆さんに投げかけたところ、「知識も豊富で、論語思考なので、社外「副社長」として、各社に入り、社長の手の届かない所や組織を纏める役等は、いいようなイメージがあります。」「物事の価値基準をもっているところ。勉強熱心。思いやりの心。他人の懐にはいる速さ。自分が興味ある、やりたいことが向いている仕事と思います。そこで働く人をみつけ、資本の融資先とそこで働く人を結びつける役割をしたり、アドバイザーやコンサルトとしてその会社に入ることがビジネスとしていいかと思います。」「コミュニケーション能力の高さ、先進的な考え方、統率力、分厚い愛情、観光関係のコンサルティング、コーチング、オンラインサロンなどに似たコミュニティ構築等が良いかなと思います。」等々、10名を超える方々から続々と愛あるメッセージが届きました。素晴らしい仲間がいる事に本当に感謝です。

ひととひと。

VUCA(不安定、不透明、複雑、曖昧)な世の中になったと言われて久しいですが、これからは今までの延長線上になく、時代の変化に適応しなければ事業は立ち行かなくなるのは自明の理。しかし、近視眼的、脊髄反射式に対処を繰り返したところで長続きするビジネスモデルを構築できるかというと、非常に疑問が残ります。先日の出口治明氏の講演の中で、1万年以上人間自体は大した進化をしていない。と言われておりましたが、外部環境に変化はあっても、人間の本質的な部分は、コロナウイルスの蔓延程度でそんなに大きく変わるものではないのかもしれません。そう考えれば、時代に適応するのと、守るべき本質である原理原則に目を向けるのは同時に行わなければならないのかも知れません。とにもかくにも、人間社会で最も大事なのは人と人の信頼の絆であり、イマカネジブン思考からの完全な脱却こそが、未来につながる唯一無二の道なのではないか、なんて感じた次第です。香園さん、共に人のためになる事業、推し進めて参りましょう!(^ ^)


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信頼され選ばれるリーダーのための職人起業塾 マネジメント革命研修
〜経営の未来をつくるイノベーション〜

コロナ禍の下、大きく世界が変わってしまった今、生き残るには、マス・マーケットに広く浅くアプローチするセールススキルではなく、狭く、深く質の高い顧客との関係を築くマーケティング思考です。理論と想いを仕組みに転換し、社内に落とし込んで運用できる様にリーダー向けに少人数での研修を開催する事にしました。経営者、経営幹部、リーダー候補の方に一緒にご参加頂き、マーケティング思考のマネジメントを社内に根付かせて頂きたいと思います。
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