今日は朝から日本のへそと呼ばれるごまの産地へ、
3年近く前に竣工したお客様宅へクレームの対応でした。
クレームと言ってもお客様からご連絡をいただいたわけではなく、半年に1度伺う巡回メンテナンスの際に少し気になるところがあるとご指摘を受けたことです。
新居に住み始めて何年も経たないとわからないこともあり、そんななかなか現れてこない潜在的な不満を丁寧に汲み上げてきっちりとした対応をすることが、私たち建築会社の責任だと思っています。
諸事情あって今日は手直し工事を最後まで見届けることができませんでしたが、ご納得いただけるまでしっかりとさせていただきたいと思います。
計測の結果は、、
自分たちが自らお客様からのクレームを探すように定期的な巡回訪問を続ける理由は、新築のご相談に来ていただいたときの1番初めに私がお話する言葉を守るためです。
それは、
家は建てることが目的ではなくて、
そこで如何に楽しく健康的に毎日を過ごせるか?
新居に住み始めてからの暮らしを良くすることが目的です。
と断言しているから。
その実現のために誠意を持って客様の視点に立ってお手伝いをします。と、建物の性能や工法、使用する材料の選択はもちろん、住宅ローンのアドバイスまで行っているわけで、そんな私たちが住み始めた後の不具合を知らん顔をするわけにはいかないのです。
誠実さこそがマーケティングの根本である。
と、経営の神様、ピーター・ドラッガー氏はその著書に著されていましたが、創業以来そのスタンスを守り続けているから今の私たちがあると思うのです。
『約束を守る』
今更コミットするようなことでは無いような、人として最低限、当たり前のことではありますが、、
すみれ建築工房 ミッションステートメント
創業時から変わらない私達の“想い”
それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。
しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。
それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。