種をつくる。
農耕型モデル、もしくは自律循環型モデルの建築会社を標榜する私たちは、アタリマエの様に繰り返される自然の摂理に学ぶことで同じようなサイクルで持続、継続できる経営ができるのではないかと思っています。
『自然の摂理』ってむつかしい言葉ですが思いっきり簡単に言っちゃうと、
種を撒かなければ芽はださん。ってことだと思うのです。
そして、水をやらねば根は張らんってことであり、
根が張らねば幹は育たず、花も咲かず、実も成らず。ってこと、
まあ、アタリマエですが、、
それと同じ道理を建築会社の営みに当て嵌めたら私たちのような新しい会社でも持続継続出来るようになるのではないか、と思うのです。
その理屈を私たちの仕事にざっくりと当て嵌めてみると、
地域社会に認められ、必要とされればおのずと企業は持続継続出来る。
認められる為にはしっかりとした安心できるいいモノを適正な価格で提供し、顧客の声に真摯に耳を傾け、完璧なモノづくりを行なわなければなりません。
その為にプロフェッショナルな設計の知識を身につけ、顧客の暮らしに焦点を当てた提案と、確実な施工を出来る体制を固めなければならず、
その作り手を守り、育てることが私たちの最も重要な仕事なのだと思うのです。
まるで農業の営み様に、それらをコツコツとひとつずつを積み重ねていくことで、地域社会への貢献もしながら持続継続出来る企業経営が出来ると信じている訳です。
農業と言えば、最近の大きなムーブメントととして在来種の種を植えてその土地に合った食物を作ろう、ということがあります。
安心安全な食は、種から、という考え方です。
そんな側面から見ると、私たちの仕事で種を作ることは、次の世代をになっていく子供達に家づくりの楽しさ、素晴らしさを知ってもらうことではないか、と思います。
そう考えると今回のようなイベントはまさに種を作る取り組みであり、子供達と一緒になってキャッキャと楽しみながらも実は非常に意味深い取り組みなのかも知れません。(笑)
そんなこんなで、このようなちびっ子向けモノづくり体験型イベントによるモノづくりが好きな子供を増やす啓蒙活動を加速させるべく、早速次のイベントも準備に取りかかっております。
次は10月20日Umieと名前が変わって大勢の人で賑わっている神戸ハーバーランドのモザイク広場にて『兵庫県木材フェア』の中にブース出店を致します。
詳しくはまたここでもお知らせしますが、是非(ちびっ子といっしょに)遊びに来て下さいね!
すみれ建築工房 ミッションステートメント
創業時から変わらない私達の“想い”
それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。
しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。
それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。
私達が誓うこの憲法に従いお客様に安心と安全そして心地よい環境を提供致します、それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を通して社会に貢献することを目的としているから。
業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。
おまけ、
昼からイベントを大ちゃんに任せて参加させて頂いたグランディングのワークショップも最高でした。(詳しくはまたの機会にご紹介したいと思います。)
皆様、ありがとうございましたー。(笑)