前提条件を疑ってみる。#複雑系の時代

令和2年11月10日快晴

太刀魚のシーズン

火曜日は朝活の日。なのですが、今日は少し趣向を変えて、夜明け前から海に出て、魚釣りに行きませんかとのお誘いを受けて、数年ぶりの船釣りに行ってきました。夜明け前の海は凛とした美しさがあり、タチウオの辺を受け止めるのに神経を集中しでひたすら指を振る作業も非常に楽しく、とても充実した朝の時間を過ごすことができました。こんなに気軽に海に出ることができる神戸って本当に良いところだと改めて感じさせられました。

 

 

 

 

 

 

プチパラダイムシフト

昼からは月に1度のビジネスコーチのコーチングセッションがあり、足元の課題やリスクに思いを馳せながら、そろそろと今年1年の振り返りの時期に差し掛かっており、事業全体の進捗を時間を持ちました。考えて計画に移したことが予定通りに進んだこともあれば、なかなか思う通りにいかないこともあり、まだまだ成果を生み出す元である状態を整えることができていないのだと反省することしきりでした。そんなコーチングを受ける中で、非常に大きな気づきを得ることができて、今後の状態を整える方法論について今までと全く違うアプローチを考える良い機会をいただくことができました。四辻コーチいつもありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

経営革新会議

夕方から夜にかけては月に1度のお楽しみになりつつある、TOTOリモデルクラブのメンバーが集まって経営に対するやり方ではなくあり方を考え学ぶ会議と懇親会に出席しました。今回は会社のあるべき姿とは?またその為に必要な事とは?と言う超基本に立ち返ったテーマで各社の発表とディスカッションを繰り返したのですが、上述のコーチングの際に気づかされた事と全く同じ疑義が持ち上がりました。「そもそも、在り方を見直す必要があるのか?」「経営の勉強をしなければいけないのか?」と私には目から鱗の発言が続出し、なるほど、時代の流れがこんな方向に流れているんだと改めて気付かされました。

前提条件を見直してみる

今日の私の気づきとは、前提条件を疑ってみる必要がある。と言うシンプルなものです。最近、考えるより感じる時代になったとよく言われますが、ロジカルな思考で物事を考えれば、組織が何らかの方向を打ち出して、進めようとする時、ミーティングや会議での合意形成を積み重ね、反対意見を説得もしくは論破して合意を取り付けた前提条件の上に立って物事を考えます。このやり方だと、理論武装している者が強く、論理的ではない、感情的な部分を置き去りにしてしまいます。

見えるものより見えないもの

程度の問題もありますが、感情を置き去りにして、理論だけで合意形成を取り付けたところで、物事は全く進まないのは当然のことで、建設業界に長くいる私は、建設的思考が染み込みすぎており、合意したものは必ず守ると思い込んでいる節がありました。法治国家、契約社会ではそれが当然だったかもしれませんが、今や世界は大きく変わり、目に見えるものより、見えないものを大事にすると言う風潮とともに、ロジック通りに成果に結びつかない事象があらゆる場面に現出しています。今まで正しかった事は非常識だと非難される時代、当然だと思い込んでいた前提条件を今一度、全て見直してみる必要があるかも知れません。複雑な時代になりました。。


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