昨日は新しい年になって初めての日曜日、暖かな陽射しが差す穏やかないい朝となりました。
すっかり日常生活に戻っていることもあり午前中はいつものようにお休みをいただいてランニングに汗を流しました。
年末から風邪をひきかけたままよくならないこともあり少し軽めになりましたが、、
1週間に1度だけの習慣といえども一年通して継続するにはなかなかの決意が必要です。
冬の厳しい寒さ、夏の強い日差し、
弱い心をぐらぐらと揺さぶる厳しい季節を乗り越えるには、体調などその時のコンディションに合わせて、あまり気張り過ぎずにゆるーい縛りでとにかく続けることがコツなのではないかと思ってます。
実は、私今年で47歳を迎えます。
天命を知る年まで後三年、、(苦笑)
体力の衰えは気力の衰えを呼んでくるということなので、坂道を転がり落ちるような体力の低下を何とか阻止すべく、今年も1年無理をせずボチボチと頑張りたいと思います。(笑)
さてお題目は、正月から毎晩コツコツと読み進めている道元禅師の遺された名著、『正法眼蔵』から。
昨年一世を風靡してからの流行語大賞も受賞され、今更、 という感は若干否めませんが、まだコマーシャルにもよく出ていられるということでギリギリセーフ?なタイミングで取り上げておきたいと思います。
いつやるの?
今でしょ。
学習塾のコマーシャルで画面内に映った林先生がどや顔で言われた言葉は、私たちの様な子供を持つ親たちに絶大な支持を得ました。
しかし大人だからといって誰しも、
いつやるの?
という問いにさらされていないわけもなく、ソレは本来全ての人々に実につまされる問いだと思うのです。
だから流行したと言うわけでもないとは思いますが、非常に意味の深い問いかけであったと、今更ながら振り返って思います。
よく考えてみると笑えない。(苦笑)
道元禅師の教えに、宋での修行中に出会った老修行僧との事が記されています。
酷暑の日中に庭で海藻を干している年老いた典座(修行僧達のまかないを作る役の修行僧)に、
こんなに暑い時になぜ長年修行を積んだ和尚が自らそんな辛いことをするのか?なぜ、若い人や雇い人にさせないのか?
と、若き日の道元禅師が訊くと、その典座は、
「人がやったのでは私の修行になりません、」
そして、
「今やらなくて、いつやるときがありますか。」
と答えられたとのことで、
その答えを聞いて、若き日の道元禅師は修行というものの本質を理解したと振り返っておられます。
先送りが全て悪いことではないと思っております。
しかし、辛く、厳しい状況のとき程、今やらなくていつやるのか、という思考がなくては結局なにも為すことが出来なくなってしまう様な気がします。
今年のテーマを『今』に集中する、にしたということで、ちと古めではありますが、個人的に今年も『今でしょ、』を心に抱きつつ過ごしたいと思います。
年始早々、今日からまた台湾に出張です。
『今』を精一杯生き切ることで、充実した一年間に出来るように努力してみたいと思います。
一年の無病息災を祈りながら杵を振り下ろしてみませんか?
電磁波対策のセミナーは1月11日(土)の14時から、
大山真理先生による書き初め指南は12日の14時からです。
場所はいつものTOTO西神ショールームですので、お時間がある方はお気軽にご参加下さいね!
スタッフ一同心よりお待ちしております。