空き家!空き家!空き家! #ピンチはチャンス

令和2年12月28日晴れ

納会なし。

年末もいよいよ押し迫ってきて、今日で仕事納めの企業も多いかと思いますが、我々つむぎ建築舎はまだまだ年末いっぱいまで予定が入っており、本日も完全に平常営業の様相を呈しております。今まで、一般的な企業でよくされている様に納会を行う年もありましたが、近年は年末に改まって集まることをやめています。そもそも、休みはスタッフが自分自身で決めるスタイルなので、早くは26日を最後にお休みに入るメンバーや、30日まで出勤するスタッフまでまちまちで、事業所としてはなんともまとまりがない感じではありますが、風の時代に入ったことですし、それぞれに合った働き方で良いのではないかなんて思ってます。(笑)

身近な海外、淡路島。

私といえば、今日は朝から空き家対策プロジェクトチームで一緒に活動している不動産会社のつるちゃんと一緒に最寄りの海外、最近、人気パンケーキ店のブレイクやパソナの移転などもあり何かと話題に上っている淡路島へと向かいました。もちろん、購入候補の不動産の物件確認だったのですが、お目当ての物件以外にも、近隣の素晴らしくロケーションの良い空き家が売り出されていたりして、思わぬ収穫がありました。昼からは解体工事の見積もりを依頼された空き家に伺ったのですが、私としては解体工事よりもその後、その土地がどの様に活用されるかのほうが気になります。当然の流れでオーナーさんと建物を解体した後の土地の活用についての話題になり、周辺に数多くある空き家と一緒に利活用する道はないかと相談をさせていただきました。現場で長々と話をしていると、近隣の地主さんも出て来られて、周辺に数多くある空き家、老朽化した古い建物を持て余しているとの話になり、皆さんで協力して空き家をまとめて開発をかけて区画整理をしましょうか、と思わぬ展開になりました。

念願の海岸沿いの土地。

夕方、神戸に帰って来てからは、随分と昔からお付き合いいただいているお客様から連絡があり、海岸通にある空き家を購入したので、リフォームの相談に乗ってもらいたいとのご依頼を頂いて現地に馳せ参じました。話を伺うとその方は、以前からこの界隈の物件を探していて、この度、ご縁があって海岸から徒歩30秒の小さな住宅を買うことが出来た、との事でした。所謂高度成長期と言われた時代に団塊の世代向けに数多く建てられた戸建て住宅は新築から40年程経って世代交代の時期になり、子の世代に引き継がれると同時に売却にかけられるのがこれから爆発的に増えると言われておりますが、一昔前に造成された宅地が放出されることによって、今までは(家が立ち並んでおり)土地を買えないと思われていた土地が思いの外、手に入る可能性が広がっているのかも知れません。

空き家の深刻な問題

ちなみに、2030年には日本の住宅の3分の1が空き家になるとの統計が発表されており、人が住まなくなった家は一気に老朽化が進み、地震や台風などの自然災害での倒壊や屋根瓦の飛散や崩れてくるリスクが高まったり、不審火の発生による火災の危険もあります。昨年、広島の尾道では刑務所から脱獄した囚人が、空き家を渡り歩いて逃走していたとのニュースもあり、まだ記憶に新しいと思います。犯罪の温床になる可能性も否めず、その地域全体の安全を脅かす要因になりかねないのが深刻な空き家問題で、そんな地域全体の安心と安全を損なう可能性さえあるこの問題を解決するには、表面的な問題だけに対処するのではなく、じっくりと腰を据えて本質的な問題解決や課題の抽出を行うことが重要だと感じています。

個人的な問題ではない

今回、私は建築会社として解体工事に見積り依頼の紹介を受けました。本来、現場調査に行って、解体工事の金額を提示するのが私に寄せられた要望です。しかし、今年、弁護士の遠藤先生や不動産会社のツルちゃん達とと一緒に空き家対策プロジェクトチームの活動をスタートさせたこともあり、単にオーナーさんの言われる通り、老朽化した建物を解体して「その後」については預かり知らないと言うスタンスではなく、建物、土地の価値を最大限高める方法を考えて提案すべきだと思うのです。特に、都市部ではなく過疎化が進む地域では特にそのような思考で地域全体の問題として考えるべきだと思います。

地方再生の大チャンス

昔から良くピンチはチャンスと言いますが、近代になって土地が個人の所有物となり、個人の自由の権利行使を行なった結果、日本の街並みは調和の取れない味気ないものになってしまいました。世界が経験したことのない人口減少のフェーズに入った日本は地方都市には人が居なくなり次々と破綻すると言われています。需要と供給の市場原理から地方の土地建物は今後無価値化していくのは必然ではありますが、この大きなピンチこそ、地域を再編し、魅力ある街づくりを行う又とないチャンスと捉え、個々が持つ負の財産となる空き家を早目に手放して価値転換を図るべきだと思います。今年キックオフした空き家対策プロジェクトチームの活動を来年は本格的にスタートさせて行きます。空き家を所有して未来に不安を抱えている方はお気軽にご相談頂ければと思います、専門家が集まっているワンストップチームでお悩みを解決します!


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