台湾3日目は少し早起きして、日曜日走れなかったツケを返しておこうと小雨の台北の街を少しだけ走りました。
なんとなーくホテルの廻りを走っていたら、立派な建物が見えて来て、
期せずして、少しだけ観光気分を味わう事が出来ました。
ま、雨に濡れた格好で広場を走り抜けただけなんですけどね、、
今回が年末から四回目の台湾への渡航となり、いよいよ海外で初めての工事の完成確認と引き渡しです。
昨年の年末に始めて台湾に来るときまで、全くなんのアテもなく、どうなるコトかと思いながらの今回の工事でしたが、蓋をあけてみると、何とかなる物で、正直、自分でも少し驚いています。
クライアントの台湾への事業展開に引っ張られるカタチで私も台湾にやってきた訳ですが、
「日本全国で工事をやっとんねんから、台湾もいけるやろ?」
と、訊かれた際、「なんとかなるでしょ、」と軽く答えたのが始まりです。
しかし、実際に物件が決まっていよいよ工事、となったときは全くなんのルートもなく、台湾の
工事事情も全く知らないまま。。。とにかく、旅行に行った事さえも無かったのです。
それが、酒井部長の友達で日本在住の台湾事情に詳しい人を紹介してもらう所から、細い糸を手繰り寄せ、人とのご縁を重ねる度にそのいつ切れてもおかしくない様な糸が徐々に太くなっていき、言葉の壁や習慣の違いなども有りましたが、最終的には絆というちょっとやそっとでは切れない強い繋がりになりました。
これまでの経緯を振り返ってみると、
初めての台湾訪問は昨年の12月24日。
その日に現地の工事会社の人たちをご紹介頂いて、翌日再度皆さんに集まって頂いて現場説明を行ないました。
帰国してすぐにラフプランを書いてクライアントと打ち合わせと協力頂く業者さんに見積り依頼をかけて、年明けの1月4日には金額の合意に漕ぎ着けて、7日には着工。
途中に春節を挟んだということで、工期は通常より長くなり、また私の意思がしっかりと伝わっていなかったこと等も有り、若干延びましたが、それでも大まか予定通りに完成出来そうです。
こうやって時系列に整理してみると、物件調査~完成引き渡しまでの日程は1ヶ月半くらいと、日本国内でのパターンと大きく変わりなく、自分でも初めての海外事業としては奇跡に近い順調さだったと思います。
意外な手直し?もありましたが、(笑)
モチロン、これは私がツイているからという事(だけ)ではなく、関わって頂いた全ての人のご協力とご尽力の賜物である事は十二分に身にしみて理解しております。
片山会長をはじめ、孫さん、美保さん、王さん、蔡さん、李さん、張くん、王くん、kouさん、Sammiさん、そして多くの職人の皆さん、本当にお世話になりました。
現場の方ではもう少し残工事が残っておりますが、気持よくオープン出来ます様に最後の詰めを宜しくお願いします。
そして、台湾での事業展開は今後、現地法人を立ち上げて継続して進めていく事になりましたので、これが新たなスタートとなります。
今後とも宜しくお願い致します。
謝謝!