台湾における電磁波の人体への影響について。

台北出張最終日。
関西では大雪に見舞われたとかで、航空便の発着が遅れにおくれ、ターミナルで足止めを食らってます。(涙、)
無事、帰れるのでしょうか。。

今回の出張中は結局、(天気予報通りでは有りますが、)一度も青空を見る事無く、滞在はずっと雨。
しかも、気温も8℃から10℃くらいと、期待していたよりも暖かくなく、気温に関係なくクーラーがかかり続けるホテルに憤りを募らせる事となりました。
ま、湿気対策なのかも知れませんが、、
工事の方は天候の回復を待って、取付を行なう外部のサインを残して、ほぼ完了。
結局、全てを最後まで確認する事は出来ませんでしたが、「あとは任せてくれ!」という孫さんを信頼してお願いすることに。
孫さん、(次回の台湾周遊旅行と共に)宜しくお願いします。
全員満面の笑顔で完工の記念写真を撮って、市民大道の現場をあとにしました。

さて、今回の出張での私のもう一つのミッションは台湾でのオフィスの電磁波環境を確認する事でした。
台湾は日本とほぼ同じ、低い電圧(110V)で送電されているということで、電線から流れる電流(アンペア数)が多くなっています。
国民の電磁波に対する意識は日本と違い強いみたいなので国の法律での規制は厳しく設けられている様ですが、日本の電化製品がそのまま使えるという事はインフラの問題とは別のレベルでどうしても低周波の電場が強く発生することになります。
住宅は日本と違い、鉄筋コンクリート造が多い様なので、寝室や子供部屋などでの負荷はさほど心配する程でもないと思いますが、オフィスの環境は日本とかなり近いのではないか、と思い、この度測定器を持って行ってみました。

測定値=270V/m
案の定、北欧の基準値からすると10倍以上の数値になっておりました。
こちらはネットで見かけた台湾の電磁波問題のニュース、

不滿電磁波 民眾赴行政院抗議

http://www.youtube.com/watch?v=kleyWlR_x_s



このニュースの様に問題になっているのは主に磁場やケータイやWifiの高周波の様ですが、低周波の人体への帯電の影響も問題視されるのはそんなに遠い事では無さそうです。
今回台北で立ち上げを行なっている事業は店舗の設計デザインと施工が主になりますが、それに付帯したサービスとしてオフィスの電磁波測定と対策も取り組んでみようかと思います。
自分自身の経験からいっても、この数値で長時間のデスクワークはやっぱりまずいでしょうしね、、

ドラッガー博士が言っていた、「経営とは顧客の創造である。」という言葉は、現在問題にもなっていない問題を明らかにして、潜在的な不満を解決することでもあると思います。
とても親切にしてくれた台湾の皆さんへの恩返しという意味も込めつつ、新たな取り組みにチャレンジしてみようと思います。
もうすぐ『すみれTAIWAN』の登記が終わるはずですから、待っててくださいねー。
 

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