雪山にきています。
今日は月に一度の勉強会、「理念と経営を考える経営者の会」の番外篇ということで、大人の(というよりはおっさんの)スキー合宿です。
本来は経営者としての考え方や心構え、在り方など、たくさんの企業事例を見て、自分自身を振り返る時間という、心を鍛える勉強会なのですが、昔から『心身一如』といいまして、心と身体は非常に密接な関係があります。
心を鍛える仲間と一緒に、身体も鍛えてみるのもいいかも、(しかも、楽しければ尚よし、)という発案です。
そんなこんなで、オッサンばかり4人で白鳥リゾートに来ています。
いざ、久しぶりにスキー板を履いてみると昔熱心にやってた頃の事を思い出し、ポチっとスイッチが入ってしまいました。
他のメンバーはそんなつもりではなかった(オッサンのスキーは大体、滑るよりもコーヒーやビールを飲んだりする時間の方が長い)様ですが、スイッチの入った私に引っ張られて、到着からずっと滑りっ放し。(笑)
昼の短い休憩以外はひたすらゴンドラで上っては滑りおりてくるという、文字通り(まるで学生の)スキー合宿を彷彿とさせるメニューにびっくりして、「スキーってこんなもんなんですか?」という声まで上がってました。(笑)
私としては、今週の日曜日のランニングを出来なかった分を取り返せる、などと勝手に思っていたので、完全に体育会モードになっており、なんの違和感もなかったのですが、、
ま、結果的には皆さん久しぶりだったにも拘らず、最後はずいぶんとスムーズにカッコいい滑りになっていたので、良かったのではないでしょうか。(笑)
モチロン、夜はガッツリと理念と経営についての研究の時間も持ちました。
そもそもこの企画は、3年前にメンターであったこの会を主宰されていた嶋田社長の発案でした。
年末の一年最後の勉強会で、来年は雪山で勉強会をやろう!と決めて、年の瀬の挨拶をして別れたのでした。
そして、年明けに突然の訃報が飛び込んできて、嶋田社長と会うのも、話すのも結局それが最後となったのです。
それから丸2年、いろいろな事が有りましたが、この勉強会はいまも継続されており、故嶋田社長との叶わなかった約束が今回果たせる事になった、という訳です。
この忙しい時に、と、参加する事にずいぶん躊躇もしましたが、来てみて本当に良かったと思います。
嶋田社長、素晴らしい企画をありがとうございました。
亡くなられた後も、様々なカタチで助けてくださっていることを日々感じ、もう直接伝える事は叶いませんが、心から感謝しています。
人の命は儚くても、魂は生き続ける。
そんな風に思われるような生き方、死に方をしたいものです。
心謝。