毎日の仕事は特別な一日。

あっと言う間に4月の最後の週末。
GWに突入と言って良いのか分かりませんが、まるで五月晴れのような清々しいいい天気、行楽に出掛けられた方も多かったのではないでしょうか。
私はと言うと今日はとても大切で特別な日でした。
朝は早起きして滋賀県の和邇まで向かい、先生に無理を言って早い時間に変えて頂いた月に一度の茶の湯のお稽古に。
実は、この度、先生の見立てで茶道具を揃えて頂く事になり、それを見せて頂けるという事でワクワク、ドキドキしながら向かいました。
私のようなド素人にはもったいないようないいモノをご用意頂いており、うれしいやらもったいないけど良いのかしら、という複雑な気持ちになりながらひとつ一つ丁寧にご説明を頂きました。
長い間通っているだけで一向に上達しないお点前も、もう少し本腰入れて取り組まないと、と反省と(ちょっとだけ、)やる気を出して和邇を後にしました。
先生、この度は本当にお手間をかけさせてしまい申し訳ありませんでした、一生大事に使う様に致します。
ありがとうございました。

昼からは神戸に飛んで帰って、

大安吉日の晴天の下、新築工事の建前を行なっている工事現場へ。

工務のスタッフ総出で張り切って上棟、そして屋根仕舞をおこなってくれてました。

少し暑いぐらいの陽射しの下、今回も怪我も事故もなく、まだ日が落ちる前に屋根の野地板まで伏せて、

板金職人さんに来てもらってルーフィングまでキッチリと敷き詰める事が出来ました。
皆の頑張りに感謝したいと思います。

陽が落ちて、外部をブルーシートで養生し、掃除と片付けをしたあとは、お施主様にお越し頂いて上棟式を執り行いました。
T様、本日は上棟おめでとうございました。

工事はこれからが本番。
工事に関わる全員が気を引き締めて進めて行かねばなりません。
それにしても、今まで紙の上で思い悩み、考え抜いた線の一本いっぽんが立ち上がって、いよいよカタチになる瞬間って、思い描いて来たイメージが一日にして立体となり目の前に現れる訳ですからやっぱり凄い事です。
(上棟祭の最後に話させて頂きましたが、)私たちは建築屋ですから、アタリマエの様に毎日工事をしています。
土台を据えるのも、柱を立てるのも、釘を打つのも、竪りを起こすのも全て日常よくある一コマです。
しかし、この瞬間って言うのはお施主様に取ってはもしかすると一生に一回の事かもしれません。
私たちの日常とは、お施主様に取っての非日常であり、長年思い描いた夢の実現の瞬間かも知れないのです。
私たちモノづくりに関わる者は、その事だけは絶対に忘れること無く、現場での一つひとつの作業が一生を左右するような責任を負っていると言う自覚を持たなければならないと思っています。
建前の仕事って、実は結構な重労働で、終えてみるとずいぶん身体がへばってしまいます。今日のヒメー君の様に体調の悪いときなどはほんと最悪。
暑いときもあれば寒いときもあり、元気一杯のときもあればしんどいときもある。
人間誰しもずっと同じ状態で機械の様に生産を出来ない訳ですが、どんなときも品質を守る事だけはやり切る、という決意と覚悟を持っていなければ、一生に一度の大事業である家づくりに携わることは控えるべきだと思うのです。
『お客様の立場に立って』
よく使われる言葉ですが、現実にそれを完璧に反映するのはそんなに簡単な事ではないとも思います。
だからこそ、私たちすみれでは社員の職人が現場に張り付いて工事を進めるのと共にメンテナンス訪問まで行なう事にしている訳ですが、、
工務のみんな、とにかく決意と覚悟、宜しくお願いします。
すみれに頼んで良かった。と、最後に言ってもらえます様に。


すみれ建築工房の目指すサイクル

創業時から変わらない私達の“想い” 
建築のプロとして周りの人々にすこしでも笑顔になってもらいたい。 
建築の仕事を通して健康や安全をお渡ししたい。
そして、地域社会に必要とされる企業となりたい。

 




工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を果たして社会に貢献することを私たちの事業の目的としています



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おまけ、
上棟おめでとうございました!
そしてお疲れさんでした!

 

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