五月晴れ。
ゴールデンウィークと言うにふさわしい素晴らしい天気となりました。
私はと言うと残念ながらぎっしりとお仕事の予定が詰まっております。
ありがたいことです。
連休の終盤は台湾での仕事のことで気分だけでも海外旅行のつもりで行ってきたいと思います。(笑)
それにしても今年の年明けから消費増税の影響もあって随分忙しくさせていただいておりますが、増税後1月たっても次々と新しい案件のご依頼をいただけておりまして心配していた増税分の冷え込みがまだ訪れておりません。
ただ、同業者の社長の話を聞くとチラシや雑誌からの反響はずいぶん落ち込んでいるとのことで、販促を軽視してマーケティングを重視した営業スタイルの賜物かと少し胸をなで下ろしています。
「選択と集中」
JALの再建もされたカリスマ社長がよく口にされた経営に対する考え方ですが、
私は個人的にあまりその考えに賛同できずにおりまして、強みを磨くのと強みだけに特化するのは全然別で、やれる事は精一杯やるというあり方の方がしっくりきます。
そんな感覚が、長期的なビジョンを持って全体をトータルで見たマーケティング論につながるのでないかと思っています。
「なんでもやるのは何もできないのと同じこと」
ランチェスター理論などをよく勉強された住宅会社向けのコンサルタントはよくそんなことをいいます。
自信満々にそんなふうに言われるとそうなのかしらと思ってしまいますが、冷静に考えるとそんなわけは無いのです。
いろんなことができるのは1人のお客さんに対して一生のお付き合いができるという事でもあります。
肝心なのはそのベースとなる技術や知識があるか?なので、その根本的な強みをしっかりと持っていれば、安易に一極集中に特化する意味などないと思います。
それが、すみれで言うところの「ものづくりの本質」です。
これからの建築業界のように厳しい時代になればなるほど本物かどうかが問われるようになるわけで、ものづくりの作り手を守りながら品質を向上させコストを下げる努力を行うという原理原則に従ったスキームづくりを、スタッフの皆と力を合わせて作り上げていきたいと思います。
もうすぐ本物の時代がやってくる。
そう信じて頑張ろう!