致良知マーケティング


いい天気が続きます。
週末ということで今日も朝から打ち合わせや現場調査で女性プランナーのサポート役としてお客様とのやり取りに参加する実務な一日。
私もお話をじっくり聞かせて頂きましたので、プランニングや見積りのアドバイスにしっかり参加したいと思います。
夕方からは私が主宰する月に一度の勉強会、『職人起業塾』を開催しました。
社内勉強会として始めたこの勉強会ですが、結局今では外部の経営者や経営幹部の方のほうが多くなり、今回は初参加のI田さんがおりましたがメンバーもずいぶん定着してきて和やかな雰囲気の中ワイワイとディスカッションや各々の意見の発表などを行ないました。

知ってる人は知っている有名な話ですが、世界で一番長く続いている会社は日本に有ります。
そして、100年以上続く企業が最も多いのも日本。
企業が目指すべきは一時の売り上げの増大ではなく、継続して安定した利益を上げ続け存続する事ならば、日本式のマーケティング手法が世界で一番実績を上げている事になります。
島国という特殊な環境も有るとは思いますが、それだけではないなにか、が有ると思っています。
しかし、今では日本の上場企業もアメリカ式の会計監査に切り替わり、短期目標、短期決算となって、株主の利益の為に如何に短い期間で最大限の利益を上げるか。という事に躍起になっている様に感じます。
山田方谷も卓越した経営手腕を発揮して財政を立て直した先達の事例からその手法を抽出、それぞれのビジネスに生かす事は出来ないか、が今日のテーマでした。
ざっくりとまとめると、
世界一企業が長く続く日本の歴史の中で卓越した経営手腕を発揮した人は儒教を学んでいた。
致良知(考えなくても善を理解する力を発現すること。)を経営の根幹に据える事を事業の基本にした。
目先の利を追わず、綱領を正すこと倹約と地域の特性を生かした産業を興す事で、破綻寸前の財政を立て直し、蓄財を果たして豊かな国に復興させた。
これは山田方谷に限った話ではなく近世では渋沢栄一氏が論語とそろばんという商売の在り方を提唱されています。
事業に取り組む以前に人としての在り方を正す事が重要で、それが出来れば商売はうまく行くという日本式のマーケティング手法が実は世界で一番永続する企業を生み出していると言う事になります。

頂いたご縁に対してコツコツと信頼を積み重ねて行く。
現場で結果を出して行く。
お付き合いを切らさない様にアフターフォローをしっかり行なう。
と、結局、アタリマエの事を精度を上げてしっかりと行なう事が、どんな販促よりも効率よく成果を上げるのだと改めて再認識する場になったと思います。
『マーケティングというのは一切の販促活動をやめても事業が持続継続できるシクミ』と言うドラッガー博士の言葉通り、
致良知の力の発現こそ、マーケティングの根幹となり、魂を磨く行動と意識は必ず事業に良い影響を与えてくれる。
参加頂いた皆さんと一緒に、私も精進したいと思います。
 

すみれ建築工房の目指すサイクル



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おまけ、
居候くん、目があきましたー!

パワフルにミルクも飲むようになりましたー!

後はウンチが出てくれたら一安心なのですが、、
 

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