目指すべきはマイナスからゼロではなくプラスへ。


いい天気が続きます。
今日は朝から大阪へ、
いつも店舗の空調、ダクト工事をお願いしている協力業者さんにご紹介頂いて、とある飲食チェーン店の本部に営業マンとして商談に伺いました。
新規の営業とはいえ、出入りされている業者に「信頼出来る工事店さんを紹介します。」と言われて出向く訳ですから、ずいぶんと話もスムースかつ和やかに進みました。
とにかく、頂いた信頼を裏切る事無く期待に応えるレベルのご提案をしたいと思います。
H田さん、ご紹介ありがとうございました。頑張りますよ!
昼から帰社してみると駐車場にピカピカのダンプカーが停まってました。

二月に消費税増税前の駆け込みで購入した(はずだった)新車のダンプ。
5月末納車ということで、キッチリ8%の税金を払う事になってしまいました。。
お客様の消費税対策に躍起になっている内に、自社の設備投資は失敗の巻、トホホ。。
ま、久しぶりの新車の導入ですし、基礎と外構の施工担当をする事も多いのでバリバリと土を運びたいと思います。(笑)
さて、お題目は先日の勉強会での気付きの振り返りです。
理念と経営を考える勉強会では理念経営を貫いて成功した企業の事例紹介を読んでケーススタディーとして学びます。

その中に取り上げられていた『日本一』という評価を得たこともある山奥の小さな旅館の企業事例を見て思ったのは、卓越した成果は卓越したプロセスの積み重ねであるということです。
逆から考えると、卓越したプロセスを積み重ねることが出来れば、最終的には卓越した結果がもたらされるということになります。
事業の運営は数多くのファクターが重なり合って成立します。それがすべて卓越したコンテンツとして整った時に初めてビジネスモデルと呼ばれるようになるのではないでしょうか。
私たちすみれは農耕型の工務店を標榜して、ものづくりの本質を見極めるために作り手の地位向上から顧客満足の向上へとコツコツと歩みを積み重ねてきました。
工事会社は現場で作り上げるものが結果のすべて。
との思いからですが、それを支える人の暮らしを真っ当なものにしないと持続継続する事は出来ないという想いもありました。

職人の労働条件というのは一般の社会人に比べるとで非常に劣悪なのが現状でして、まずはそれを正すところから、と今まで職人の正規雇用なんてバカがやる事だと言われながらも頑張ってきたわけですが、よく考えてみるとそれはマイナスをゼロベースに戻すたけのこと。
これでは、決して卓越したプロセスとは言えるものではありません。
今回の勉強会で学んだ事は卓越したプロセスとはマイナスをゼロに戻すことではなく、大きくプラスに転換させること。
そのためのコンテンツや方法論を考えるのが私たちの仕事だと今更ながら改めて気がついた次第です。
これを機に、ただコストを上げるだけでは世の中に受け入れられないということを踏まえて、勝ち残れる競争力を保ちながら新たな価値を創造するぐらいの心構えで取り組みたいと思います。
当たり前のその先へ。
アイデアは色々と持っておりますので、私たちのような小さな工務店、もしくはそこで働く職人や設計士の価値をガラリと変えるくらいのコンテンツを何とか生み出してみたいと思います。
ま、実際、私の厳しいオーダーの実務をこなすのは大変だと思いますが、、(笑)
なんとかスタッフと一緒に力を合わせてやり遂げたいと思います。
みんなよろしくね。


すみれ建築工房の目指すサイクル



創業時から変わらない私達の“想い” 
建築のプロとして周りの人々にすこしでも笑顔になってもらいたい。 
建築の仕事を通して健康や安全をお渡ししたい。
そして、地域社会に必要とされる企業となりたい。

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