人を人としてみる。

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今日は48回での誕生日。

EmailやFacebookまたリアルに対面、または電話を下さって「おめでとう」と言ってくださったたくさんの皆様、本当にありがとうございました。

天命を知る年と言われる50歳まであと3年、いろんなことがわかってきたような、まだまだ全然のような。

50歳で死んじゃうものと長い間思い込んでいたことを考えれば、とにかく今は体が健康体になり、自分にはまだ未来がある、と軽やかな気持ちで誕生日を迎えました。

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今日は朝からテレビのニュース番組の取材を受けるために朝から現場へ。

外国人研修生事業の受け入れを実施している企業の現場を取材したいとの事でした。

建築業界全体は深刻な人手不足に陥っています。
特に東京周辺がひどいようですが、次世代を担う若い職人は神戸でも全く育つ気配がありません。

その問題解決のために外国人労働者を受け入れよと言う考えは需要と供給のバランス、お互いのニーズが合致しておればとても良い結果を導き出すと思っています。

ただ、最も重要な事は労働力は物として語られますが、労働者は人であるということです。もう一つはこれは実習制度であり実習を受ける若者が技術を身に付けて、帰国してからそのスキルを発揮して人生を成功に導けなければなりません。

実習生を受け入れる企業は彼らの人生の非常に重要な部分を担っているという意識を持って接することが何よりも重要なことだと思います。

それができれば小さな民間の国際交流の積み重ねがそのうち大きな実をつけると思うのです。

逆にそれができなければ人身売買に毛が生えた程度の最低の仕組みとなり将来に禍根を残すことにもなりかねません。

人はものではなく人。

アタリマエの事ではありますが、東京オリンピックを前にした人手不足の危機的状況をなんとかしたい、という手前勝手な理論だけではどこの国の人も日本に働きに来たい等とは思わないし、日本の技術、言葉、価値観を学びたい、学べる環境が整っていると思われなければならないと思うのです。

国と国、企業と企業、人と人、規模の大きさに関係なくその関係性は常にwin winを目指すべきだと思います。

今回の法改正を機に、多くの人に日本に来てもらい、感謝されて、日本の事を好きになって帰ってもらいたいと切に願います。

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