スティーブ・ジョブズ

9月16日 台北にて、快晴

気温は36度、完全に真夏です。

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昨日夕方の便で台北入りしたあと、夜中遅くまでというか、夜を徹して?話し込んだこともあり、せっかく早起きをしましたが、日曜日の振り替えのランニングは断念しました。

午前中は新規事業にテーマを絞ったコーチングのセッションの予定もあり、(たった一時間だけですが、)時差が意外に大きいな、なんて思いました。

さて、お題目はギッシリとお志事だった先の3連休の間に見たDVDのこと、

iPhone、Are Macユーザーの私としては見ておきたかった、『スティーブ・ジョブズ』忙しい中にも少しくらい楽しむ時間を持ちなよ、と(思ってくれたと思う)すみれママ☆がレンタルしてくれてまして、観る事が出来ました。

ま、知ってるストーリーと言ってしまえばそれまでですが、株価総額を世界一にした、伝説の創業者の栄光と挫折、光と影のなかに、世界を変えたと言われるAppleのビジネスの本質、真髄を垣間みた気がしました。

以前にもこのブログにアップしたと思いますが、私がスティーブ・ジョブズのファンになったきっかけの『伝説のスピーチ』を備忘録としてもう一度、

字幕よりも理解が深まるという噂もチラホラ、大阪弁バージョンです。(笑)

是非改めて見てみてください。

 

このスピーチの中で出て来る、デザイン、カリグラフィーレタリング(動画では書道と訳されてます、、)の美しさと最先端の機械工学を組み合わせることで、Appleはパソコン業界で全く違う世界をつくり上げる程の『強み』を手にいれました。

カリグラフィーの世界、コンピューターの世界、それぞれ単体では先行者がたくさんいたのが、組み合わせることで全く新しいジャンルを自ら作り上げ、誰もが追随出来ない絶対的なポジションを築き上げたのです。

 

明後日、すみれで開催する『職人起業塾』の今回のテーマは、『絶対的な自分だけの強み』

「私には、何か一つ誰にも負けないモノなんかありません。」

と、思われる方も、ちょっとした得意な事を二つ組み合わせることで、そのジャンルでは同じ商品、サービスを提供する同業他社はいなくなります。

あとは、それが顧客にとって、バリューが有るものかどうかだけの問題となりますので、強みをテコにして商品やサービスをブラッシュアップすればUSP(独自のウリ)や、コアコンピタンス(絶対的な価値)を作り出すことが出来ると、ジョブズのスピーチは示唆を与えてくれます。

すみれの場合で例えると、

顧客向けに無料メンテナンス訪問をする会社は数多く有り、

大工を社員で雇用している会社もたくさん有る。

しかし、社員大工が道具を持って、簡単な修繕等は無料サービスでやりますよ、と一年間に2回巡回訪問する会社はたぶん日本全国探しても、そんなに有りませんし、何なら世界中探しても数社かもしれません。

それが出来るスタッフがいる事が、すみれの場合の絶対的な強みであり、あとはこのサービスが顧客にどのくらいの価値をお渡しして、しっかりと喜んで頂けているか、という一点がクリア出来れば自社のUSPとして成り立つ様になると思うのです。

塾生の皆さん、ずいぶん気が楽になったのでは無いでしょうか。(笑)

 

ハングリーであれ、アホであれ、

おおきにありがとう。

 

おまけ、

台湾ではこんなものが流行っています!

I dream 3S
I dream 3S

買って帰ろ。(笑)

 

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