9月17日 水曜日 快晴
台北は今日も青空が広がりました。
日曜日に出来なかったツケを払おうと、(昨夜も遅くなってしまいましたが、)少し早めに起きて朝は台北の街を90分走。
松山機場の側にある広い公園を走りかけましたが、あまりの陽射しの強さに急遽予定変更、街中を走る事にしました。
台北の街は騎道と呼ばれる、ビルの前にアーケード的な日陰があり、陽に当たらないで移動出来る様に整備されております。
お陰で、なんとかバテずに走る事が出来ましたし、少しは事務所界隈の道にも明るくなったと思います。
その後は会計事務所に行って建設業許可や会計、納税などの実務の確認等をサポートしてくれる現地スタッフの経理、協力してくれる同業者さんと打ち合わせ。
モヤモヤしていたいろんな事がやっとこさスッキリさせる事が出来ました。
それにしても、、
まともな事業を行なうにはまずは法律を守る事が大前提です、建設業は許認可事業なので特に。
ましてや慣習も考え方も違う異国の地でならなおの事、適当にやっていたらどんなリスクを負う事になるのか分かりません。
しかし、実際はすべてが完全に法律通りに運用されている訳ではなくて、法律で決まってはいるけど、運用されていない事も多く有るのが現実でして、、
しかし、「みんなやっているから大丈夫。」が通じるのはローカルの人だからこそ。私たちが同じ様にやっても法律は見逃してくれるとは限りません。
この問題は、台湾に事業展開してからずっと頭を悩まして来た問題でした。
クリアーにしておかないと今後の展開に大きなリスクを抱える事に成りかねないなと。
かといって台湾の建築の法律を自分自身で1から学んでみる、と言う訳にもいかず、市政府にいちいち確認する訳にもいかず、どうしたものかと思っておりましたが、今回の訪台でやっと、スッキリと整理する事が出来ました。
法律の確認も出来たしね。(笑)
「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」と言ったのは上杉鷹山。
それから遡って、
「為せば成る 為さねば成らぬ 成る業を 成らぬと捨つる 人の儚き」と言ったのは武田信玄。
今回の台湾での事業で私が痛感した事からその言葉を言い換えるならば、
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も 成らぬは人と為さぬなりけり」と、なるのだと思います。
何をするかよりも誰とするか。
本当にご縁に生かされているのだと、改めて、
ご縁に心から感謝します。
心謝。