競争戦略考。

10月23日 快晴

昨日とはうってかわって爽やかな秋らしい空が広がりました。

今日は朝から新しい案件の店舗工事の打ち合わせに飛び出しました。

着工中の現場に足を運んだり、間隙を突いて茶の湯のお稽古に行ったりしながら、移動中にパチパチとPCを叩いてメールを送ったり書類を作ったりしながら、というなんともバタバタした一日となりました。

リノベーション現場
リノベーション現場

事務所に居てもPCに向かっているのだから、それが電車の中に変わったところで大差ない。といつも思っているのですが、それは集中力が保てる時のことで、心の中がざわざわと落ち着かないときは思う程捗らないもの。

ま、デスクに座っていても同じかも知れませんが。。

秋の比良山
秋の比良山

夜はグランフロント大阪のナレッジサロンにて『理念と経営』を考える経営者の会に参加、お題目はその中のディスカッションで感じた事です。

事前に貰う設問に対する自分なりの答えを考えて参加するこの勉強会、毎月通い続ける事でずいぶんたくさんの気付きを頂いてる気がしています。

今回の設問に「あなたの会社の競争戦略とは、」というものがありました。

参加されている皆さんの意見を聞いてると、ふと気付いたのですが、どうも皆さん、競合する同業他社との競争に勝つ為の戦略を考えられている訳ではありませんでした。

そもそも、営業自体を積極的にやっていません、と言う方が殆どでして、『競争戦略』というものが、自分自身、もしくは自社の価値を高める、顧客に対するサービスを充実させる、コミュニティーを作る、というような、自社の強みを磨き、『卓越性』を持たす事に集中されているようでした。

そういえば、私たちすみれの今年になって始めた取り組みは、建物の安心・安全を提供することに留まらず、住宅と同じ様に健康を維持する上の重要なファクターである、食に対するコトが出来ないか?と、農園に行って農業研修を受けて、無農薬、自然栽培に取り組んでいます。

グランフロント大阪
グランフロント大阪

『競争戦略』とは、読んで字の如く、『競い、争い、戦う事を略する方法論』なのかも、と思った次第です。

私たちが目指すのは、すぐ隣の同業他社に勝つことではなく、顧客に対する自分達の価値の最大化であり、真の顧客満足を得る事。

私が良く口にする言葉ですが、その方向を見失う事無く、真摯に事業に向き合おう、と改めて思える勉強会でした。

参加者の皆様、今夜も良い学びをありがとうございました。

omosiroi
omosiroi

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