10月24日晴れ
夏の間に伸びきった河川敷の草が刈られ、肌寒い気温とともに秋が深まってきたことを感じた朝でした。
今日は重要、もしくは重要じゃないことも含めて緊急のタスクに追い回される一日となりました。
久しぶりに、自分の持っている時間内で期限が決まったタスク処理が終わって行かないことに、焦燥感をかき立てながらニシエヒガシエと走り回りました。
刻々と過ぎてゆく時間に、胸の奥の方をジリジリと掻きむしられるような感覚、そういえば、10年ほど前は毎日こんな感覚で過ごしていたなと思い出し、今の自分がどんなに幸せなのかを感じることができたりして、、
厳しい時ほど感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいと思い直したりしていました。
本社の倉庫(作業場)では、ご依頼をいただいたcarvingスタジオの造作棚のエイジング加工をいつもお願いしているエイジンガー、スタジオ100さんに作業していただきました。
先月、「棚をつけたいんです。」というご依頼をいただいて現地に打ち合わせに伺ったのは靫公園の近くの古い雑居ビルでした。
造作棚をつけると言うのは、もちろん機能性を重視してということですが、スタジオの雰囲気を見てこれはただ小ぎれいな棚をつけるだけではなくてスタジオのシャビィな雰囲気をより際立たせれるようにエイジング加工をするべきやな、と(勝手に)ピン!ときました。
新しい棚を古ぼけたように見せるためだけにひと手間をかけるわけですから余計な費用がかかると言ってしまえばそれまでですが、モノを置くだけが棚ではない訳で、、
棚というのは、ものを置く台という手段の側面と共に、それ自体が室内の雰囲気を決めるというインテリアとしての目的を兼ね備えていると思っています。
機能性には全く寄与しないその一手間に費用をかける私の提案に快く賛同してくださったサロンオーナーさんに感謝です。
いよいよ来週は現地での取り付け施工、仕上がりがとても楽しみです。
オーナー様のご期待に添えますように。
おまけ、