11月20日 曇りのち晴れ
朝は厚い雲に覆われて少しひんやりとしておりましたが、日中はすっかりと青空が広がり暖かないちにちとなりました。
今日は新築の現場を中心に現場回り。
いつもの様に検査員として細かなチェックをしてネチネチと指摘して回りました。(笑)
各現場の担当者にはお施主様に気持ちよくお引き渡しができるように最後まで余念なく仕上げ工事に精を出してもらえればと思います。
さて、お題目はこのところセミナーや勉強会で私が一生懸命に訴えている、もうすぐやってくる大きな変化、てゆうか、もうすでにそこまで来ていると言ったほうがいいかも知れませんが、、
大きな2つの変化の1つ目はこれ、
職人の急激な減少です。
そして、もう1つがこれ、
職人の急激な減少と真逆の対照的に劇的な伸びを示すスマートフォンの普及率です。
この二つの大きな変化が合わさって、建築業界は根本的な見直しを迫られる、と言うのがこのところの私の主張でして、、
以前までの携帯電話からiPhoneに変えてその圧倒的な便利さにすっかり慣れてしまい、今ではどこに行くにも何をするにもスマートフォンは必要となってしまっている自分自身を振り返ってみても実感するところですが、以前とは全く世界が違います。
それがもうすぐ100パーセントに近づくほど普及、定着するようになると、ものすごい変化がこれから起こると思っています。
インターネットの普及による情報化時代のことを「Sarch(サーチ)の時代」と言われてきました。
疑問に思ったこと、知りたいことをパソコンで検索すると大量の情報が無料で手に入れることができる時代。
それが、スマートフォンの登場によって大きくステップアップして、いつでもどこでも誰でもすぐに検索ができるようになりました。
普通に会話をしていて、会話の中でわからない単語が出てくるとすぐに検索するという姿が日常茶飯事に見られるとおもいます。
まさに手のひらですぐに検索し、教えてくれる時代、
名付けて「Teach(テーチ)の時代」です。
オリジナルの造語を考えてみたのですが、ちょっとベタでしたでしょうか、(笑)
FacebookやTwitter LINEなどのSNSサービスがスマートフォンとともに普及したことにより、情報化革命はサーチの時代からさらに1歩踏み込んで個人による気軽な情報の発信も可能にしました。
自分が知っている事は人に教える事が簡単に出来るし、それが日常の暮らしの中の習慣に溶け込んで行きます。
もうすでに、リアルな現実での存在とひと昔前まではバーチャルと言われていたインターネットの中の存在が区別がつかない社会がすぐそこまできています。
良いことも、悪いこともすぐに伝播、拡散してしまう社会に一抹の不安も感じながら、それでも前向きに『本物の時代』へのエピローグだと私は考えております。
本質に根ざし、姿勢を正してコツコツと努力を重ねる正直者に陽があたる時代が、もうすぐそこまで来ていると。
待ちに待った『ホンモノの時代』、楽しみです。