どーせむり、では無く、だったらこうしてみれば。

12月3日 快晴

朝から抜けるような青空、と言うより雲がない蒼い空に地上の熱が吸いあげられたような寒い朝になりました。

朝から寒さ対策にニット帽かぶって神戸の北、三田市まで打ち合わせに向かいましたが、寒くても天気の良い日のドライブは気持ちの良いもので、とても良い一日のスタートとなりました。

今日は種子島からはやぶさの2号機が宇宙に向けて飛び立ちました。
朝のテレビで発射の準備をするH2Aの画像を見て北海道のロケット開発をされている会社の社長のことを思い出しました。

TEDという卓越した業績や技術、思想などを持った人がプレゼンテーションをするアメリカの番組がありまして、実は密かに大ファンなんです。
その試みは日本でも行われており、札幌の開催の際のプレゼンテーションにその会社の社長が登壇をされております。

男の子なら誰しもいちどは子供の頃に宇宙に行ってみたいと思うもの。
それを中小企業の社長が子供の頃の夢を叶えるべく真剣に取り組んでいる姿を見て、『思えば招く』、それを信じて挑戦をするという思考を子供たちに持ってもらえたら嬉しい、との事でした。

民間の1企業が自社で宇宙開発のロケットの制作や無重力状態を体験できる装置を作って宇宙に飛び立つ訓練をしている、という決して国家ぐるみのプロジェクトではなくても宇宙に手が届くという、まさに夢の様な事を実践されておられます。

作業服姿で身振り手振りもなく直立不動のまま朴訥に話されるその社長の話の中で私の心にとまったものが2つありました。

1つ目は、「どーせむり」と言う言葉をやめよう。

2つ目は、「だったらこうして見れば」を口にしよう。

チャレンジさえもしてないことに対して諦めてしまう風潮が世の中に蔓延していることを憂い、そしてチャレンジする人を応援する人が増える世の中になってほしいと熱く語られておりました。

彼にとって宇宙開発は夢などではなく単なる手段だと言っておられましたかその目的とは、上の2つの思考を世の中に広めたいとのです。

植松努社長のブログを引用させて頂くと、その目的は、

僕は、児童虐待をなくしたいのです。
人の可能性を奪う人や、人の自信を奪う人がいない社会を作りたいのです。
でも、そのためには、
児童虐待をする人や、人の可能性を奪う人、人の自信を奪う人を、
皆殺しにすれば良い、というものではありません。
児童虐待をする人や、人の可能性を奪う人、人の自信を奪う人が、
なぜそうなるのかを考えました。
そして、僕は、
自信を奪われた人が、他者の自信を奪う。
可能性を奪われた人が、他者の可能性を奪う。
そしてそれは、必ず、自分より弱いものに向かうので、
その結果、最も弱い、子ども達が犠牲になる。
という連鎖に考え至ったのです。

とのこと、詳しくは彼のブログを覗いてみてください。

http://tsutomu-uematsu.hatenablog.com/entry/2014/09/09/090255

取り急ぎ、私は彼の仲間となります。(笑)

奇しくも植松社長は私と同じ年、いつまでも見果てぬ夢を追い続けるすばらしい人生、私も目指してみたいと思いますので、「どーせむり」と言う言葉は自分に対しても、他人に対しても絶対に口にしない事を改めて誓いたいと思います。

宜しければ、皆様も。

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