12月18日 曇
師走らしく毎晩、ハードな日が続いております。。
今週に入ってから社内研修会、職人起業塾、ゴルフコンペ後の打ち上げ忘年会と夜は連チャンで出掛けており、ただでさえあれこれと期限が迫る忙しい時期に拍手をかける様な事になっておりますが、人との繋がりで仕事をさせて頂いている訳ですから、これはこれで大事な事。
そんなこんなで、今日も夕方から大阪に今年最後となる『理念と経営』を考える経営者の会に参加してきました。
今年は何でも、経営の神様、松下幸之助翁の生誕120年にあたる年との事で、松下哲学とも言われる経営に対する考え方について学ばせて頂きました。
勉強会の中で、松下幸之助翁の「経営のコツとは人の話を良く聞く事だ」と言われた言葉についての設問がありました。
含蓄のある言い回しに、解釈は様々にも取れますが、私が思ったのは、やっぱり幸之助翁は原理原則を実践され続けて来た経営者だったってことです。
『聞く事』
とは、スティーヴン・コヴィー博士の言うところの、『まず理解してから、理解される』に通じますし、
バーナード・ショーの『我々の人類に対する最大の罪は、彼らを憎むことではなく、無関心であることだ。それは非人間性の真髄だ。』という人の根源的な在り方を見直す言葉や、
「マーケティングとは販売を不要にする事である」といったドラッガーの理論には顧客の声に耳を傾けるというマーケットインの考え方、調整が必要だと思っています。
また、長年お世話になっていて、自分の考え方の練り直し、軌道修正、本質のあぶり出しを定期的に行なえる『コーチング』のスキルはまさに『聞く技術』です。
拡大解釈かも、もしくは本意を理解出来ていないかも知れませんが、幸之助翁が『経営のコツ』と言われた事には大いに同意し、今まで以上に意識するべきなのだと感じました。
ちなみに、私のデスクの前には、『商いの心得十ケ条』という巻物が今の本社社屋に移転した頃からずっと飾ってありまして、、
中に書いてあるあたりまえすぎる位アタリマエの事を確実に守る様に心がけたいと常日頃から思っております。
完璧か、と言われればなかなかですが、、(汗、)
その内容とは、
第一条 商いは公事である。
第二条 お客様に愛される
第三条 商品は我が娘と考える
第四条 商いは真剣勝負
第五条 堂々と儲ける
第六条 お客様に手を合わす
第七条 商品はお金と同じ
第八条 商人に好不況はない
第九条 集金と支払いを確実にする
第十条 反省なくして繁盛無し
との事です。
経営の神様の言葉を私がどれくらい深く理解しているか、という疑問は残りますが、この原理原則を貫き通した経営の神様の生誕120年を機に、来年はこの十ケ条をもう一度スタッフと共有して少しでも社会の為になる企業を目指して歩みを進めたいと思います。
おまけ、久しぶりの焼き肉忘年会、とても美味しく、楽しかったです。
皆様ありがとうございました!