1月14日曇り
今日もバタバタと時間に追われた1日となりました。
昼から見積もりのご依頼をいただいていいる店舗のデザイナーさんとの打ち合わせとクリナップ社の毎年新春恒例の勉強会がダブルブッキング。
現場担当のイッペー君を打ち合せに引っ張り出したりとあれこれと対応しながら、あっちこっちと慌ただしく走りまわりました。
クリナップ社は唯一残った独立系キッチン専業メーカーという立ち位置で地域に密着したこつこつとした活動を積み重ねる営業手法を提唱されており、『サロネーゼ』という食を始めとする多岐にわたる生活の質を向上させる講師陣の組織を活用して気持ちの良い暮らしの提案をしながら顧客からのニーズを汲み取ってキッチンなどの販売を進めようと取り組まれております。
こちら、
ローカルビジネスに取り組む私たちにとって大きく共感するところがあり共に活動をさせていただいています。
毎年新年に行われるこの勉強会では東京からはY課長がお越しになり、全国の事例の紹介や最新の業界の情報などを独特のテンポと語り口で話してくださいます。
非常に勉強になり毎年楽しみにしています。
今回はリフォーム業界にとどまらず他業種での参考事例もご紹介いただきました。
それは紳士服の青●に行くと最近は女性の担当者がつくようになったと言う話。
おっさんが自宅近くの青●に服を買いに行くと「私が担当です」と言う若い女性が付きっきりでコーディネートしてくれるらしく、その後も季節ごとに担当者から葉書が届き来店を誘われるとのこと。
Y課長はその担当者の言葉に乗ってついつい季節ごとに(少しだけ若者ぶった)前のボタンが閉まらないような細身のスーツを買ってしまうそうです。(笑)
少し前から上戸彩がコマーシャルで ♪あなたのスタイリスト青●♪ というフレーズを歌うのをテレビで流しているのを聞いて、なんとなく気になっていたのがこの話を聞いてようやく納得できました。
ローカルビジネスは人と人とのつながりを重要視する。まさにセオリー通りの戦略というか活動と言えるのではないでしょうか。
しかも、全国チェーン展開する大手も、各地方で密着したローカル戦略を取り入れる時代になったという事は、私たちの様な中小零細の企業はもっと提供する価値を上げて、地域密着を加速させる事に取り組む必要があるのかもしれない、と若干の危機感を募らせました。
グローバリゼーションからローカリゼーション。
『景気』とは結局内需産業の業績の善し悪し、内需とは即ちローカルビジネスの積み重ねです。
企業の規模の大小に拘らず、今までの販売手法を見直す大きな転換期を迎えているのかも知れません。
あと、最後にビックリしたというか、オチはY課長の紳士服の青●と上戸彩さんのコマーシャルの青●は違う会社だったってこと。(笑)
どこも考える事が同じなのか、自分自身で検証にいってみたいと思います。