地域型住宅グリーン化事業決定。

1月15日 土砂降り

朝から屋根を叩く雨音がうるさいと感じる程の雨、こんな土砂降りは久しぶりでした。

雨の伊川谷
雨の伊川谷

そんな雨の中、午前中は近所の(アイドル犬チャックの実家の)お客様宅にメンテナンスの訪問。

幅一間もある様な大きな吊り下げ式の木戸の調子が悪いという事で様子を見に伺いました。

「もう二十年も経ってるからそろそろ、だめかしら、」

と心配されておられましたが、しっかりした作りの木製吊り戸はまだまだ交換するようなモノではなく、逆にスチール製のレールの方に不具合を発生しておりました。

「簡単な修理で直りますので、この木戸にはもう少し活躍してもらいましょ」

と、修理の手順と必要なメンテナンスの内容をご説明してお客様宅を後にしました。

「じゃあ、おねがいね」

生憎の天気ではありましたが、気持よくお仕事のご依頼を頂けて気持はスカッと晴れてしまいました。

 

さて、お題目は平成27年度予算が、昨日1月14日に閣議決定された件。

住宅関連では毎年少しずつ縮小されて来て、もう無くなる、と言われていた長期優良住宅関係の補助金が消費増税の煽りで建築業界が沈みかけているのを受けて、またじゃぶじゃぶと個人住宅の新築工事に国費を投入されることになりました。

私たちの取り組む事業に関係する部分のみサックリとつまみ出すと、

長期優良住宅や認定低炭素住宅等は、1戸あたり100万円を上限に補助対象。
住宅のゼロエネルギー住宅の場合は、1戸あたり165万円を上限に補助対象。

ここまでは26年度の施策と同じですが、27年度はそこに、地域材を使用する場合は、1戸あたりの上限が20万円上乗せするコトとなりました。

結果、26年度もすみれでも採択されている『ゼロエネルギー住宅』は(地元産の木材を使っているので)185万円の補助が個人住宅に対して支出されることになりました。

図に表すとこんな感じ、

地域型住宅グリーン化事業
地域型住宅グリーン化事業

上記の長期優良住宅系の新築工事には重複して使えませんが、省エネ住宅ポイントも復活。

エコ新築、エコリフォーム共30万ポイントが支給され、節水等、認定される要件も拡充されてリフォームでも使いやすい制度になっているようです。

詳しくはこちら、

☆国土交通省住宅局 平成27年度予算決定概要

http://www.mlit.go.jp/common/001065853.pdf

 

消費税増税により内需は低迷、円安誘導により輸出企業の業績が良くなった分、法人税による税収は増える見込みとのことで、過去最大の予算編成が成されたようですが、落ちた内需景気を喚起する為にまた補助金という政策誘導に国費を投入。

 

私たち住宅事業に携わる者にとってはお客様が得をした!と喜ばれるのを目の当たりにするので、まったく反対の立場という事でもないのですが、全体的にみると、なんだかいたちごっこ的な印象が拭えず、しっくり来ない感は否めません。

と、言いつつも結局はお客様に補助金やエコポイントの分で住宅の性能を上げて快適な住宅で暮らして頂ける様に積極的に利用するのですが、、

とにかく、空前の低金利も続いておりますし、(私の個人的な意見や見解はさておいて、)補助金もじゃぶじゃぶの27年度は住宅取得、リフォーム工事のメリットが大きい年になることが決定しました。

新築、リフォームをお考えの方はいつでも詳しい説明を致しますので、お気軽にお声掛け下さいね。

国策として決定した以上、私たちもしっかりとサポートをさせて頂きますので。(笑)

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