2月19日 晴れ
台湾では旧暦の正月、春節を迎えてお祝いモードの様子。
一応、すみれでも福を呼び込める様にエントランスを春節っぽくしてみました。(笑)
台湾の皆さん!
獻上誠摯的祝福
新的一年到來 滿心喜悅與期待
祝您新年快樂!
在此祝福~
羊年行大運
洋洋得意一整年!!
いい正月を送ってください〜。
なんか久しぶりに神戸で一日過ごした感じの一日はいい天気で暖かく、気分よく溜まりきったタスクの整理をしつつ、相変わらず現場を走り回りました。
昨夜、出張から帰って久しぶりに自宅でゆっくりと過ごし、どれどれと体重計に載ってみたらあっと驚く4kg増!
このところの暴飲暴食で摂取と消費のバランスが崩れていた様で、出張先のホテルでいつも通りの5分間筋トレをこなしていた位では追いつかなかったようです。。
おまけに、こんなものが届いており、
よく考えたら(考えなくても)2回目となるフルマラソンの出場まで2週間を切っており、予定していた30kmランも出来ていないまま、、
まずい事になった、と今になって気がつきました。
せめて、1週間程摂取を抑えて、脚への負担を軽く出来る様に減量したいと思います。(苦笑)
今回も完走目標になっちゃいました。
さて、お題目は録画で撮り溜めていたのを追いかけて観て昨夜漸く追いついた大河ドラマ『花燃ゆ』から、
前回では、吉田松陰が号として使っていた「二十一回猛士」の由来となった夢の中での天からの啓示を受ける重要なエピソードが登場しておりました。
「二十一回猛士」の由来とは、
吉田松陰が自分の人生の中で二十一回全力で物事にあたるという決意を表した号で、二十一回という数字に関しては、吉田松陰の姓である「吉田」から来ている。
「吉」の字を分解すると「十一」と「口」になり、「田」の字を分解すると「口」と「十」になる。 これらを強引に組み立て直すと、「十一」と「十」、あわせて「二十一」、 「口」と「口」をあわせて「回」になる。また、松陰の実家の姓である「杉」の字を分解し「十」「八」「彡(三)」の三つの数字に見立て、 合算すると、これもまた「二十一」になる。吉田松陰.comより拝借
脱藩、藩主への上申、密航と大義があったとはいえ、当時では獄に繋がれる、死罪でもおかしくない大罪を犯したのち、獄から出る事を許された後、自身の行いを『猛々しい行い』と全面的に肯定し、あと18回、同じ勢いで思うがままの行動をとると言い放つ松蔭が明るいタッチの映像になっておりました。
『やるべき事を全て、あらゆる事をやり切る。』という強い意志が二十一回猛士という号を名乗り始めた松蔭の想いではなかったか、と感じ、ふと、思ったのは一昨日小倉にて会社訪問をさせて頂いたタカギ社の取り組みです。
- 創業当時は金型製作の北九州の草分けだったとのことで、その技術は今でも世界のトップクラスを維持しており、
- 市場の変化に対応して下請け工場からメーカーへと転身されて、
- 独自の強みを持つ為に発明、開発に注力して特許を織り交ぜた商品をリリースし、
- 量産出来る体制をとる為に全国の量販店へのルートを構築し、
- さらに利益率をあげる為に代理店による販売網を広げ、
- エンドユーザーからの顧客満足を得る為にコールセンターを整備し、
- 24時間受付、48時間以内に訪問修理できるメンテナンス体制を整え、
- 莫大な費用をかけて作った顧客管理のシステムを活用してリピートの受注から発送まで一貫した体制を整え、
- 水栓のメーカーにも拘らず全国の主要都市にショールームを出店して、
- 全国ネットのTVコマーシャルで自社ブランドの認知を広げ、
- 私たちのような地方の小さな販売店と膝を突き合わせて事業に対する想いを共有する場を持つ。
とにかく、凄い!と圧倒されて帰ってきました。
会社訪問を通して感じたのは、やるべき事は全てやる。という経営者の強い意志であり、吉田松陰が生きた長州とはすぐ近くの小倉の会社でまざまざと見せられたその姿勢は、『花燃ゆ』を見ながら二十一回猛士と自らを名乗った松蔭の『命を賭してでもやるべき事をどこまでもやる』という思想に通じるものがあるような気がしたのです。
「やらんといかんけど、今はまだできん。」
という事が山ほどありすぎる私には厳しいというか、身につまされるというか、、
それでもやって行かねばならないからには、腹を据えてかからないと、と発破をかけられることになりました。
『花燃ゆ』これからも楽しみです。