3月13日 快晴
昨日、高校受験を終えた娘は、開放感をいっぱいに漂わせ、合否発表の不安も若干有るのかも知れませんが、(今時は公立高校併願制度なるモノがあるらしく、たぶんそんなに心配していない、笑)ご機嫌で過ごしている様子。
目標を定め、それを達成するための努力は辛いことも我慢しなければならないことも多く、苦しい時間かも知れませんが、やり切ったあとの開放感、そして達成感は何とも言えずいい時間です。
受験制度自体が素晴らしいとは思いませんが、人生を左右するかもしれないチャレンジの機会を成人前に何度か味わうのは悪くないかも知れません。
結果が成功しても失敗だとしても別にいいと思っています。
努力すること自体、そのプロセスは必ず地力となって身に付くでしょうし、挫折を味わうことは人生にとって大きな成長への糧となる。自分の人生が挫折が多かったかも知れませんが、そんな風に思っています。
今日は昼から絶賛施工中の鉄板焼き神戸牛専門のレストランの現場に向かい、担当のイッペーくんと細部の打ち合せ等をした後、大阪へ向かいました。
3ヶ月に一度開催される全国のリフォーム業、その関連業者さんとの勉強会、「Jack」の関西ブロック研修会でした。
今回もいい学びを頂きました。(笑)
さて、お題目は溜まっていた『花燃ゆ』のVideoをやっと見ることができたので、そのご報告。(笑)
今まであまり興味が無かったNHKの大河ドラマですが、前回の『軍師官兵衛』に続き、幕末の志士を輩出して、明治維新の原動力となった長州藩、松下村塾が舞台という事で、非常に楽しみにしております。
後に奇兵隊を組織して倒幕、尊王攘夷の機運を高めた幕末のキーマン、高杉晋作が松下村塾への入塾のきっかけとなった、松蔭のことば、
「あなたの志はなんですか?」
は非常に胸に刺さりました。
『激動の時代』と言えば、戦国時代、幕末、明治維新、大東亜戦争の敗戦、戦後の復興と中世から近代まで様々思い浮かべることが出来ますが、そこには必ず強烈な『志』を持ったリーダーの存在があったと思います。
そして、『激動の時代』の定義は非常に曖昧であり、時代に合わせて移り変わって行きます。
古代世界史では、馬を使った戦車、騎馬隊の出現で文明社会が滅ぼされ、蛮族と言われていた民族が世界を制覇して世界地図が大きく塗り変わったと言われます。
今考えたら、馬を使うだけで世界が変わった!なんて驚くばかりですが、激動の原因も激動の状態も時代によって様々、と考えると機械技術、情報革命が極められつつ有る現代も、ひょっとしたら、激動の時代なのかもしれないな、なんて思います。
今も昔も、リーダーの『志』が時代を作る。吉田松陰が高杉晋作に発した言葉は天下布武を掲げた織田信長、乱世を終わらせると言った豊臣秀吉、太平の世を作った徳川家康等の日本の国を作って来た英雄だけではなく、私たちのような現代の小さな企業のリーダーにも同じ様に深く考え、行動の指針に持つべきではないかと、『花燃ゆ』を見ながら改めて思いました。
後に日本初の内閣総理大臣になる伊藤利助(初めての兵庫県知事でもある!)も登場してきましたし、これから益々盛り上がりそう、NHKの宣伝をしたい訳では有りませんが、(賛否両論、好き嫌い有るとは思いますが、)吉田松陰を尊敬している私としては非常に楽しみにしています。(笑)