『在り方』@職人

3月21日 晴れ

春らしい麗らかな朝でした。

恥ずかしがり屋のチャック
恥ずかしがり屋のチャック

今朝は夜明け前に娘に叩き起こされて、駅まで送らさせられました。

なんでも、ジャニーズ(総称かいっ笑)のコンサートに名古屋まで遊びに行くとかで、、

受験が終わった後の春休みを満喫されておられます。。。

大丈夫かいな、(笑)

今日は春分、美人?占い師の友達、瞳先生によると、この度の春分のキーワードは終わりと始まりの境界、逆境に向かう・・・との事。

最近、髪の毛のつむじが逆巻になったのと、関係があるのかしら、なんて、、

どーでも良い事を考えてしまいました、(笑)

 

大丸前春爛漫
大丸前春爛漫

 

昨夜は『職人起業塾』を開催しました。

この勉強会は職人、もしくは起業家、第二創業を目指す経営者がマーケティング理論を学び、実践して成果につなげてもらうことを目的としています。

19回目を迎え、ワンクールと半分が過ぎたということで、全体的な理論のまとめと、根幹の一番重要な部分をおさらい。

腹の底まで理屈が落ちたら、行動に移すのも早く、ブレずに進めるはずだと考え、参加者の皆さんには基礎的な9つのステップを繰り返し深堀してもらって来ましたが、その辺で全体の繋がりを見てもらった方がいいのかな、と思いそろそろと各々、実務に落とし込んでいってもらえる様に整理してみました。

大まかな流れというか、理論としては、

マーケティングとは、持続、継続的に利益を上げ続けるシクミであり、

その為には、信頼を得た紹介を受け続けるモデルを作る。

その為には、目の前の顧客に満足を頂き、絶対的な信頼を勝ち取らなければならない。

その為には、自己、もしくは自社の影響力を高めることが必要であり、

その為には、日々刃を研ぎ続ける習慣を持つべきであり、

その為には、自分、自社の在り方について深く考え、正していく必要が有る。

といった感じです。

要するに、在り方、生き方、もっと言うと『死に様』に向き合うコトから始めるべきだというのが、原理原則に則ったビジネスモデルを構築して行く鍵となります。(←ジョブズもコビー博士も言ってた一般論ですね。笑)

原発再稼働に賛成ですか?反対ですか?という若干ヘヴィー目な質問を通して自分が大切にしている価値観、判断基準に目を向け、また、それが如何に人と違うか、というコトも感じて頂きました。

 

人としての『在り方』

職業人としての『在り方』

経営者としての『在り方』

父親として、配偶者として、神戸市民として、日本人として、、、

様々な立場を兼ねながら個としての在り方を突き詰めて行くことが、影響力を広げる行動、信頼を得る言動、紹介を得る信頼を勝ち取ることに繋がると考えています。

ご参加頂いた皆さんは季節が入れ替わる今日から、じっくりと想いを巡らせて頂くことになるかと思います。(笑)

第十九回職人起業塾
第十九回職人起業塾

 

ちなみに、そんないろんな立場を持ちながら、私が中心にしているのは経営者とかでは無く、今も『職人』としての在り方です。

 

一昨日、娘が高校の入試に合格しました。

一人娘がなんとか無事に育ってくれて、私が働き出した歳まで後一年ということで、何とか最低限の親の責任を果たせた様に思い、少しほっとしました。

実は我が家に、子供が一人しかいないのは先行き不安定な自分の仕事を考えて怖くて二人目を作れなかったのが本当のところです。

 

いつ、仕事が無くなるか分からない。

いつ、病気になって収入がなくなるかわからない。

子供をちゃんと学校に行かすことができる自信が無い。

将来が見えない。

 

これでは、若者に大工になれ、とは言えないし、むしろ大工になりたい、という若者を「やめといたほうがええで、」と、止めるくらいでした。

しかし、タフな現場での作業をこなさないと建物は出来ない訳で、社会に絶対に必要な職業であり、身体をすり減らして暑さ、寒さに耐えて働くことは強い肉体と共に精神力が必要な本当に大変な仕事です。

我々はもっと良くならないといけないし、若い人達に憧れられる存在であるべき。

大工が自分の家を建てることさえ出来ないこの業界を何とかしたい、その為には身の回りの職人達にまず、幸せな暮らしを営んでもらうことからだと思い、10年程前に職人の正規雇用に踏み切り、今まで必死に走って来ました。

ゴールがすぐそこ、とは言いませんが、確実に我々の時代が近づいて来ていると思っています。

業界ではタブー視どころか、「あほやろ、」と言われ続けた大工職人の正規雇用を続けて来た我々が顧客の信頼を得て、安定した受注を重ね、利益を積み上げることが業界を変える、そう信じています。

職人の社会的地位を向上させることしか、待った無しの職人不足問題の解決の道はないと思っていますし、それが私の『在り方』が向き合う事業であり、ミッションです。

私たちのような施工を出来る会社が生き残って行かなければ、地域の建築物の安全を守り、万が一の災害に対する対策が出来なくなってしまうと考えるとその責任は大きいと思っています。

すみれのスタッフ、協力頂いている業者さん、同じ想いを共にする同業者さんと共に、職人が明るい未来を見ながら生き生きと働ける様に何とかもう少し、踏ん張ってみようと思っています。

きっと、もうすぐ本物の時代がやって来るさー。

 

 

おまけ、(てか、ビックニュース!笑)

さんちかの神戸麺ロードでは、またまた新メニューバトルと称して各店舗新たに開発した商品で(文字通り)熱い戦いを繰り広げられます。覇権をかけた投票期間前ですが、既に今でも食べるコトが出来ますので、早めから試されることをおススメします!

麺道しゅはりさんの参戦で面白くなってきましたー。

神戸麺ロード 新メニュー対決!
神戸麺ロード 新メニュー対決!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください