「社長の人格」と「会社の利益」

3月31日 晴れ

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2014年の期末。

2015年の第一四半期の最終日。

何かと締めくくりの日でも有り、明日からの新しい年度に向けての準備をまとめる日。

では有りますが、今日も朝から現場へ、

着工中の事務所の改装工事の打ち合せに向かいました。

現場に着いてインテリアデザイナーさんを交えての打ち合せを初めて程なく、クライアントに行きますよ、と促されて向かったのは、『THE 朝礼』

クライアント先の従業員さん20数名、一同集まっての朝礼に(デザイナーさん共々、)参加させて頂きました。

なかなか体験することの無い他社さんの朝礼。今日のミッションの発表にも参加させて頂いたりと、刺激的な時間でした。

朝礼の最後を締められた会長の言葉は、謙虚の心を忘れるな、という話と共に、私たちのような取引業者も同じ様に幸せになってもらわないといけない、お客様、自分達、取引先の三方良しを目指さなければダメです。

と、訓示をされているのを聞いて、密かに感動してしまいました。

そんなクライアントが居てくれることに心から感謝しつつ、その期待に応える仕事を社員共々やり遂げなければ、と、改めて固く心に誓いました。

A会長、素晴らしい訓示、ありがとうございました。

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昼からは事務所に帰ってデスクワークをひとしきり、夕方からは月に一度の『理念と経営』を考える勉強会に参加するため大阪、庄内へ。

お題目は、その勉強会の中であった設問について。

『社長は部下に良い影響を与える人格者であるべきだと述べられています。一方で会社は利益を残さなければ永続しません。「社長の人格」と「会社の利益」がどの様な関係があるか考えてください」というものが有りました。

人格と利益?そもそも、収益を上げる会社の社長の人格が素晴らしいって後付け理論ちゃいますの、等,、様々な意見が出て、なかなかディスカッションも白熱しました。

そんな中、私が思い出したのは、自分の中で人生を変えたといっていい程、大きな影響を受けた、スティービン・R・コヴィーが著された世界で最も読まれている自己啓発の書、『7つの習慣」の序文に書かれてあったコト、

それは、『人格主義への回帰」でした。

コヴィー博士は人生を成功に導く、7つの習慣を身につける前に行なうべきこととして、『人格主義」への回帰を提案されていました。

人格主義とは自分の良心に従う、在り方を見つめなおし、正しい選択を行なう意思を明らかにし、決意することを指しており、その前提無くして、どんな習慣も意味を為さないと述べられています。

人格主義=自分自身の人格を磨く、高潔な人間性を目指すことは、人としての影響力を広げます。

この設問に有った会社の利益との関係性とは、経営者が正しい判断を行ない、自分自身の矜持を正すことで、スタッフへのいい影響を生み出し、それが大きくなって会社自体の影響力を増大させることで、収益性を上げることが出来ると思いました。

そして、求めるべき『会社の利益』とは、一時的な利ざやのコトではなく、持続継続的に生み出される利益を指すべきで、それは、組織の影響力の輪が広がることで得れるものだと思っています。

 

『7つの習慣』に取り組み始めて十数年、ここに来て、やっぱり人格主義なのか、、と原理原則の力を今一度再認識する場となりました。

人格者への道はまだまだ険しいですが。。。

 

月に一度の勉強会、普段の生活の中でなかなか整理することの無い、理論や原理を学びなおす場に参加させて頂けてることに心から感謝致します。

心謝。

チャックとニャロ
チャックとニャロ

 

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