十三夜。

まだまだ続きます。社員全員との、人事考課の個人面談。
毎日のように、現場から帰って来たスタッフと、話込むこと3時間。
完全にフラットな納得を全員が持てるまで、延々と意見を戦わせます。
大変なのですが、実はとても、いい感じなのです。
個人を評価する、に伴って、取組みが出来ていない所も、出来ている所もはっきりして、次に何をするべきかも、会社から求められている役割も、具体的に見えるようになります。と、一緒に、大きな流れの説明、組織が向かっている先の丁寧な説明も、個人の達成度、目標設定に合わせて、一緒に出来ます。
今年の夏、下期に向けて、全員に説明した事業方針書のタスクリストに対する取組みの中のほんの一部分と言う事も、やっと理解して貰えた感じがします。
誰一人、こぼれることなく、同じ方向を目指して、企業として、利益と社会的責任を両立できるようになって見せます!
今日の面談も先ほどやっと終わり、ふと、空を仰ぐと、煌々と月が輝いていました。

十三夜でしたね。まん丸な満月ではなく、少し欠けたいびつなカタチの月を、
名月と愛でるのは、日本独自の慣習、感性らしいです。

豆名月とも、栗名月とも呼ばれる晩秋の名月を古人は、これから満ちる前途を楽しんだのか、少し欠けた哀愁に浸ったのか、私には分かりませんが、完全でないカタチを楽しむのが、日本人の感性という説明には違和感なく納得できました。侘、寂、に通じる概念ですよね。

日本人的、価値観、良心、の源泉を考えるにあたり、非常に関係が深い部分のような・・・。
【日経新聞のコラム春秋を参照させていただきました。】
今日のECO=車を使わなかった!
打ち合わせや、所用で結構うろうろしたのですが、出かけるときは、
たまたま事務所にいた?仕入れ先商社の営業のハナちゃんに送って
もらい、後は徒歩、電車、バス。
自分の身体を使ってのECOは、少し達成感あり!
(ハナちゃん、ありがとね!)

「十三夜。」への9件のフィードバック

  1. この前のお祝いの時に少しお話を聞かして
    もらってそんな説明納得の行く企業にして
    行こうと思いました。自分自身の納得も大事だとは思いますが、まずは会社の方向性それと共にスタッフの理解、納得、喜びがあれば
    良い会社を作れるのかなーと思う今日この頃です。  コーチ

  2. 昨夜が十三夜であったことを先程テレビの情報番組&すみれパパのブログで知りました。詫寂知らず。豆名月、栗名月…。ウチは何とか周年を迎えた夜でした。(高橋社長はじめ、すみれ建築工房の皆様のお陰です。感謝。)
    完璧な形でないお月様…欠けていったのではなく、満ちていくように見える心構えでいたいと思いました。
    さぁ~今日もブログでファイトを頂きました!頑張るぞぉ~!!!

  3. 剛ちゃんありがと。
    最後に“コーチ”とあるのはひょっとして・・・、
    お互いに、自分を律するところから、頑張っていきましょう!

  4. 祝!一周年!
    時の経つ早さには驚くばかりですが、
    まずはおめでとうございます。
    一周年の模様を取材に伺います。

  5. おはようございます。
    ひょっとして….は僕が当たっていれば
    そのひょっとは〔箱〕を時間を見つけながら
    拝読しています。いいですねー コーチ

  6. 「片月見はいけない」と祖母が毎年言っていたのを思い出しました。
    「十五夜をのお月見をしたら必ず 十三夜もしなければならない、さもなければ災いが降り掛かる」
    というのが祖母の住む地区での言い伝えのようで、
    毎年十五夜と十三夜にはお供え物をして月夜を楽しんでおりましたよ。
    洗い立ての心のような月は
    茜色の夕日よりも差し昇る朝日よりも 
    もっともっと淡く切ない恋の色なんですよね。
    砕ける雲の隙間から流れこむ涼風の輝きは
    天空に咲く光の華。
    漆黒の闇に浮かび上がる華が儚き一夜の夢を演出し、
    熱き夜のプロローグとなるのでしょうか。
    それにしても月は無情ですね。
    どれほど欲してもその輝きは増すことも止めることもないわけですから。

  7. 剛ちゃん、目線が変われば自分の在り方はガラリと変わり、その影響って凄いよ~。
    今、何が起ころうとしているか、後で振り帰ったときの楽しみに、しっかりと、マークしておいた方がいいよ。

  8. healia様
    美しいコメントを有難うございます。
    日本語。漢字とひらがなの羅列の筈が、その選択と、
    並べ方によってこんなにも美しく、心に染み渡るものかと、改めて気付かされます。
    今の僕は、欠けた月に望まず、ありのままを摂理として受け容れる様になりたいと思っています。
    無情とは、思うことなく・・・。

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