4月18日 晴れ
今日も午前中は撤去工事を行なっている現場に立ち寄ってから大阪へ。
顧問社会労務士の川西先生の事務所にて、イロイロと打ち合せをした後、プランナージュンコさんと合流して堺までカフェバーの改装工事の打ち合せ。
帰りにもう一度現場を確認してから帰社するとあたりはもう真っ暗になっておりました。
【企業は人なり。しかし、、】
社労士事務所では今後の事業展開等、イロイロな打ち合せを行なったのですが、やはり中心は、スタッフの研修にまつわる助成金の活用です。
『企業は人なり』と良く言われる様に、顧客接点となるスタッフの実力がその会社の実力となってしまうことを考えれば、本来、企業にとって社員教育ほど重要なことは無いのかも知れません。実際、社員の成長こそが企業の成長に直結すると常日頃よく感じるところです。
しかし、私たちのような中小企業では社員の学びの場の提供やキャリアアップの機会となる研修制度を整備、継続するのは並大抵のことでは有りません。
すみれでは、社内勉強会や外部講師をお招きしての研修を毎年継続的に行なうにあたり、その費用の一部を助成金を活用して行なっており、常にその道のプロである社労士の先生との密な連携が不可欠です。そのお陰で、忙しくなるとすぐに後回しにしがちな社内の研修事業への取り組みを絶え間なく続けて来れている気がします。
そう考えると、優秀な社労士の顧問がいるのといないのとでは、年数を重ねると企業の実力に大きな開きが出て来ることになりますね。。。いいご縁を頂けたことに感謝します。(^^)
【建設業界の喫緊な問題への対策】
昨日、ひょうご安心リフォーム推進委員会の事業者認定研修会の講師を努めておりまして、私の担当は、『資金計画・助成金』でした。
資金計画のことはまたの機会にするとして、助成金の話の中で私が注目して頂きたい!と提示したのはこちら、
今年度の予算に対するシーリングの内訳で、年度の変わり目は助成事業の内容がハッキリしませんが、前年度との対比で大体の見当をつけることが出来るのと、毎年新たに加えられる国の施策の方向性が分かるので、見ておくことで全体の大まかな流れが見えてきます。と、ご紹介しておきました。
【大盤振る舞いの、ものづくり人材育成訓練】
その中に、喫緊な問題として最近とみに話題になっている建設業の人材不足を補う、業界就労者に対する人材育成が明確に盛り込まれておりました。冒頭の、『企業は人なり』と言う考え方に基づくと、私たちにとって風向きが良くなっている風潮がありありです。(笑)
そんなことを話していたら、今日の川西社労士との打ち合せで頂いたのは、『平成27年度キャリア形成促進助成金』の資料です。
*****厚生労働省のサイトから転載******
キャリア形成促進助成金
○「ものづくり人材育成訓練」を創設しました!
建設業・製造業の人材育成に取り組む事業主に対する支援として、キャリア形成促進助成金に「ものづくり人材育成訓練」を創設しました。
企業が単独で行う訓練「企業単独型訓練」だけではなく、出向元と出向先の企業が連携して行う訓練「企業連携型訓練」、事業主団体と参加の事業主が連携して行う訓練「事業主団体等連係型訓練」など、3類型での実施が可能となっています。
建設業・製造業における従業員のキャリア形成を図るために、ぜひ、ご活用ください。
- 詳細はこちら [169KB]
*****転載ここまで*****
今回の予算ではかなりの【拡充】を行なっており、「スタッフに学ばす機会を与えたい、しかし、費用の負担を考えるとなかなか、、」と今まで社員のキャリアアップ研修の導入に二の足を踏んで来た中小企業にとっては大きなチャンスとなるかもしれません。
一度、学び続けるシクミが社内に定着すれば、助成金に頼らずとも社員の成長、ひいては企業の成長が継続的に出来る様になるかも知れず、このようなチャンスを活かしてチャレンジしてみるのは非常に敷居が下がってとっかかり易くなるのではないでしょうか。
遠方の方で職人起業塾の講座を受けてみたい、と言われる工務店さんも数社お問い合せを頂いておりますので、そのようなご要望への対応を含め、実際の活用の方法について、川西社労士とガッチリタッグを組んで調べておきたいと思います。ご興味のある方はお気軽にお声掛け下さいませ。